-JR東鷲宮駅-
・路線 JR東北本線(東京-盛岡間)
・開業 1981(昭和56)年4月15日
・訪問 初訪問-2008(平成20)年8月
・1日あたり平均乗車人員
7,487人/日 (2020年)
・近隣の都市駅
(東京方面) 久喜駅⇒隣駅
(盛岡方面) 古河駅⇒2駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:1時間3分
大阪駅から:4時間10分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★★☆☆ …2面2線
跨線橋 ★★☆☆☆ …上り下りにより階層が異なる
駅舎 ★★☆☆☆ …平屋駅
▼「ひがしわしのみや」と読みます。「さぎのみや」ではありません。同じ久喜市内に「鷲宮駅」がありますが、これは東武鉄道の駅です。
東北本線の中でも、東京-黒磯間の「宇都宮線」の愛称で呼ばれている区間内にあります。
市の中心の久喜駅は隣駅になりますが、開業は1981(昭和56)年で、開業してわずか40年ほどの比較的新しい駅で、当初は貨物駅でした。旅客が始まったのは翌1982(昭和57)年6月23日の事でした。
開業当初の自治体名は北葛飾郡鷲宮町という事で、その町名から取られていますが、街の名前は鷲宮(わしみや)町で、駅名は東鷲宮(ひがしわしのみや)と「の」がつきます。2010(平成22)年に久喜市になり現在に至ります。初訪問が2008(平成20)年だったので、その時は鷲宮町であり、今回主に写真upするのは2016(平成28)年当時につき、久喜市になった後です。
東京からだと鉄道では1時間3分とギリギリ1時間を越え、裏返せばこの手前の久喜駅までは東京から1時間圏内という事になります。都心から1時間、というものですね。大阪だと4時間強かかります。関西から行くと、東京を越すか越さないかで遠い近いの判断基準になるような気がします。
1日あたりの乗車人員は7,487人で、隣の久喜駅の1/3以下となります。
ちなみに現在の久喜市になって、この駅も両隣の駅も今では全部久喜市の駅となっていますが、合併する2010年以前は、久喜(久喜市)←東鷲宮(鷲宮町)→栗橋(栗橋町)といった具合に、すべて異なる自治体でした。
▼ホームは2面2線です。
パッと見て1面1線にしか見えませんでしたが、下りが地上ホームで、上りが高架ホームという特殊な構造で、1面1線✖2の形となっていて、方向間違えるとちょっと行き来がとんでもない事になります。
こちらは1番ホームの番号がありましたが、下りの地上ホームです。
再度に見えている緑の鉄骨群は、反対方向の高架ホームを支えている柱になります。
▼こちらは「2番」の表示が見えるので、反対方向であり、上りの高架ホームの方です。
上の写真と見える景色が全然違ってきます。
▼高架ホームからの眺めです。
真ん前にAEON(東鷲宮店)がありました。方向としては東側となります。
▼旧・鷲宮町ですが、現在は久喜市(鷲宮地区)としての案内図となっています。
現在の久喜市全図は左上に小さく載っているものですが、その中の北部の方で中央から北の一角が鷲宮地区となっています。
観光案内というより、施設一覧の案内の色合いが濃いものでした。
▼鷲宮は「かぐらのまち」だそうで、このような案内板がありました。
関東神楽の原点的なものがあり国指定の重要無形民俗文化財でもあります。
▼東鷲宮駅前のロータリーです。
広めのゆったりとした雰囲気でした。
▼東鷲宮駅の駅舎です。
平屋建てではありますが、数段の階段上にある、ちっょと風格のある駅舎でした。
四角の白い建物でありますが、2方向からおなじ黄色っぽい庇が出ていて、それを太い柱で支えるという同様の格好となっていました。言ってみれば、異なる面で同じ顔をしているというところです。
久喜駅であまり周辺をめぐれなかった為、久喜市の旅はこの駅周辺の様子をお届けしようという事で、まずはこの駅をお届けしました。