山口県岩国市、山口/岩国① まずはさておき錦帯橋に続く、岩国市の旅第2弾です。
(2012年10月当時)
▼錦帯橋から歩いてすぐの所に出ているこのロープウェイのりばから、岩国城跡へ上がっていきます。
▼ケーブルが見えると思いますが、これに沿って上っていく事となります。
名称としては「岩国城ロープウェイ」というそうです。
このてっぺんまで約3分で到着します。
▼ロープウェーの案内です。
稼働時間は9:00~17:00で、20分ごとに運行されていて、毎時00・20・40分ごとに出ていました。
料金は御覧の通りですが、この約10年前当時で大人片道320円、往復で540円でした。
現在も片道は320円で変わらないようですが、往復は560円となっています。
ロープウェーで上って行ったら、歩いて下りない限りは往復するので、大体は往復料金払いますよね。
▼見えにくいですが、山上に着きました。
ここからは山上の風景が続きます。
下から見てた時に、鬱蒼とした雰囲気でしたが、実際に着いてもそんな感じでした。
▼ロープウェーで上ってきた所は、岩国城まで約300mという表示があり、少し歩かないとという感じでした。
左側が広い道、右側が山道との表示もありました。
▼これも山上な訳ですが、こんな立派な時計塔がありました。
これも下から見て分からないですよね。
▼岩国城ロープウェー 山頂駅
と、しっかりとした駅舎の形で立っていました。
駅舎内に待合ベンチがあれば、離れにも待合スペースがありました。
そして駅前はゆったりとした広場スペースが取られていました。
▼山頂駅からの眺めです。
当然ながら岩国の町が一望できますが、標高約200mからの眺めになります。
▼動いているロープウェーも撮れました。
両サイドが基本鬱蒼とした緑なので、下の風景は良いですが、両サイドの風景は変化を感じられなかった印象があります。
▼岩国城へ向かう途中には、こんな道も通っていきました。
300mほどの道中で、ホントにこの先にあるのかな?という感じでした。
▼見えてきました岩国城!
下から見ていた時は、こんな立派な建物と思っていませんでした。
1608年に横山城として築城されましたが、わずか7年後の1615年に一国一城令により破却されてしまい、4層6階の天守は呆気なくなくなってしまったといいます。
今ここに立っているのは、本来の位置から30m離れた場所だそうですが、1962(昭和37)年に復興天守として鉄筋コンクリートで造られたものです。場所が違っているのは、麓からの見栄えを重視しての事だそうで、確かに下からの見栄えは良かったです。本来の位置にあれば、それが分かりにくかったのでしょう。
▼という訳で、岩国城の色んな姿を。
の説明板がありました。
江戸時代になってから、このような山上に築かれるのは珍しかったようですね。中世の治安の不安定な時期に、防御を重視して山城が多く造られたといいます。
石垣も見た目重視より、安全面の考慮が優先されていて、色々と江戸時代築城らしくない感じですね。
▼そんな石垣のあちこちです。
ギュッと詰まった感じがしますが、やはり見た目重視でないことは窺えます。
お城見るのは勿論良い訳ですがロープウェイで上ってやってくるのもまた良いところです。
▼さて、これからは再び地平へ降りて、まだまだ観光ですが、記事としては一旦ここで切りたいと思います。