埼玉県鴻巣市、埼玉/鴻巣① 初めてのドトール、それから…につづく鴻巣市の旅第2弾です。
(2018年11月当時)
▼いきなりですが、鴻巣は雛人形の町としての顔も持っています。
たしかに駅の方に雛人形あったなと思いつつも、街を歩いてて雛人形がらみの事を忘れていましたが、この辺の道路を歩いていて急に「雛人形町」という幟やら色々でてきて再認識しました。
という事で人形製作のお店が現れました。この辺は雛人形の店のエリアのようです。
▼上の写真の人形製作のお店の角を曲がると、またこのような人形店がありました。「マル武人形」というお店で、400年の歴史をもつ鴻巣人形の伝統を守る企業のひとつとして息づいています。
▼元市町
という表示がありました。
これは住居表示ではなく、いわゆる通称町名というもので、元市町という地名は鴻巣市にはなく、住所的には鴻巣市本町7丁目・8丁目辺りだといいます。
それにしてもここに写る看板、めちゃめちゃ古そうですね。
▼人形の町
と文字が模られた時計塔がありました。
やはりこの辺りは人形の町エリアで、400年続く鴻巣人形の名残を感じさせるエリアなのですね。
▼中山道鴻巣宿に関する説明板のある一角で、ちょっとしたスペースになっていました。
熊谷宿までは結構距離がありますが、桶川宿へはそんなにはないのですね。
▼上の写真の道標のすぐ横にこのようなマップがありました。
これは観光にはもってこいですね。
旧宿場町の場合は一本道で色んな見どころに遭遇できるので、そういう意味でも楽に色々見られるメリットはありますね。
宿場町だけあって、歴史を感じさせるものが多くみられ、意外にも?!観光のし甲斐のある街だという事を感じさせられます。
▼これもその説明板のあったエリアの一角にあった自販機です。
「鴻巣宿」として雛人形が前面に押し出されていました。宿場町として栄えていた頃から雛人形は郷土の伝統工芸として造られてきていたのですね。
鴻巣人形とか鴻巣雛といわれますが、近代関東三大ひな市として東京の江戸十軒、越谷とともに並び称されています。
江戸末期に隆盛した頃には、江戸から修行のためにこの鴻巣へ出て雛人形職人になった者もいたそうです。
▼鴻巣駅に戻って、駅前広場の花時計がとってもきれいでした。
▼上の写真の引きのカットになりますが、
「ひな人形と花のまち こうのす」
とありました。
▼駅前のフェンスに並んだ地図には悉く「無許可 撤去せよ!」と書きなぐられてありましたが、これは一体何なのでしょうか?ここだけではなく、他の地域でもこの当時時折見られたようですが…。
▼同じく鴻巣駅前広場ですが、
ギネス世界記録 四尺玉
とありました。
四尺の火薬玉とその玉を込める煙火筒が建っていました。
2013(平成25)年に関東で初めてこの四尺玉の打上げに成功し、その重さ464.8kgでギネス世界記録に認定されたという事です。
記事最初の写真にあった森田人形製作の手による人形もここに飾られていました。これは縁結び雛人形「むすびな」とありました。
という事で、鴻巣という街は「日本一小さい東照宮」に雛人形のまちに、ギネス世界記録の花火玉のまちに…と実に様々な顔を持つまちなのですね。知らないと何のまちか全然分からなかったですが、いざ行ってみたら観光資源多いな、となりました。