兵庫県姫路市のJR野里(のざと)駅と京口(きょうぐち)駅です。
まずは野里駅から。
-JR野里駅-
・路線 JR播但線(姫路-和田山間)
・開業 1894(明治27)年7月26日
・訪問 初訪問-2006(平成18)年7月
・1日あたり平均乗車人員 1,851/日 (2016年)
・近隣の都市駅 (姫路方面) 姫路駅⇒2駅
(和田山方面) 福崎駅⇒5駅
・鉄道での所要時間 東京駅から: 3時間56分
大阪駅から:1 時間24分
※AM9:00発での最短時間
▼この駅に初めて来たのは2006(平成18)年の事で、当時の写真もありますが、ここでは主に2021(令和3)年1月、つまりごく最近の写真をお届けします。
という訳で、まずは駅名標です。
JR姫路駅から北へ分岐する「播但線」の駅で、姫路から2駅、約4.3kmの地点にあります。播但線でもまだこの辺りは、姫路市の中心の雰囲気が感じられる街の雰囲気で、この辺りは高層マンションが多く建っているエリアです。
▼ホームは1面2線のみの高架駅となっています。
姫路方面の隣駅である京口駅も同様の構造です。
▼エレベータもありました。
播但線はワンマン運転ですが、ワンマンでエレベータがあるってなかなかのものだな、と感じました。
▼もちろん階段もあります。
高架ホームからこれで下りていって改札に至ります。
▼これは2006(平成18)年初訪問時のカットですが、基本変わっておらず、ホームから階段を降りた踊り場の様子です。結構贅沢にスペースがとられていて、ベンチも置いてありました。
▼駅にトイレもありました。
▼この写真は2013(平成25)年当時のものですが、ホームの階段を降りた踊り場から更に何故か二股に分かれて階段が下りていて、改札に至る構造になっていました。
▼駅前広場です。
これは2006年当時ですが、ここも大きくは変わっておらず、今もほぼこの風景です。
隣の京口駅も駅構造といい、駅前広場の様子といい、よく似たものです。
駅前のバス停は姫路駅へ向かい、電車が待てない時はバスに乗って姫路駅へ移動することもできます。(少々時間はかかりますが)
▼野里駅の駅舎です。
高架の下に平屋根の小さな駅舎がある状態です。
高架と平行な常時開いている出口と、高架と垂直なドアのある出口の2方向の出口があります。そんなこともあってか、いろんな方向に「野里駅」の表示がなされています。
▼高架と平行な出口のアップです。
これをまっすぐ進んでいくと、改札に至ります。
つづいて、京口駅です。
-JR京口駅-
・路線 JR播但線(姫路-和田山間)
・開業 1898(明治31)年2月18日
・訪問 初訪問-2006(平成18)年7月
・1日あたり平均乗車人員 1,034/日 (2016年)
・近隣の都市駅 (姫路方面) 姫路駅⇒隣駅
(和田山方面) 福崎駅⇒6駅
・鉄道での所要時間 東京駅から: 3時間39分
大阪駅から:1 時間6分
※AM9:00発での最短時間
▼この駅では駅名標やホーム上での写真を撮り忘れていて、いきなりこんな写真から始まりますが、野里駅とおんなじ高架駅です。
野里駅より4年遅れて開業していますが、姫路駅から1.7kmの距離にあり、姫路駅前ほどの中心街的な感じはないものの、その雰囲気がまだ感じられるというか、少し歩けば姫路駅前、というところではあります。
この駅も野里駅同様2006年初訪問で、この記事での当駅の写真も全てその当時のものですが、高架ホームから階段を降りて、このような広い踊り場があり、そこからまた階段を降りて改札に至る構造は野里駅とおんなじです。
野里駅と違うのは、野里駅はホームから階段を降りて踊り場を経由しますが、そこから降りる階段も同じ向きになっているのに対して、この駅は踊り場から上と下の階段が逆向きで、上の階段から逆に折れる形で下の階段を降りていく格好となっている点です。
▼階段を降りて改札へと至るところです。
出札と鉄枠の改札がありました。
野里駅と違って、こちらは無人駅です。姫路駅の隣なのにこの雰囲気は、姫路駅からガラッと変わってしまいます。利用者数的には野里駅のほぼ6割であり、姫路駅に近いが故に逆に利用者が少ないのかもしれません。
▼駅前広場のロータリーです。
やはり野里駅と似た構造でした。
▼京口駅の駅舎です。
一見すると野里駅と見まがうような、実にそっくりな構造です。15年近く経った今もほぼこのままです。
▼駅舎の各方向2ヶ所出口の周辺です。
やはり野里駅とおんなじ構造で、2ヶ所出口をもち、いろんなところに駅名表示がなされています。自販機が野里駅が両サイドにあるのに対して、京口駅は2台固まっているだけという感じで。