稲城市ではJR稲城長沼駅をupした事がありますが、今回は稲城の市名そのものを名乗る駅のご紹介です。
-京王/稲城駅-
【路線】京王相模原線 (調布-橋本間)
【開業】1974(昭和49)年10月18日
【訪問】2013(平成25)年3月
【1日あたり平均乗降車人員】 21,596人/日 (2018年)
【近隣の都市駅】(調布方面) 調布駅→4駅
(橋本方面) 京王多摩センター駅→3駅
東京駅から: 49分
大阪駅から: 3時間45分
※AM9:00発での最短時間
▼「稲城」の市名を名乗る駅ですが、稲城市の中心駅という訳でなくJTB時刻表ではあくまでもJR稲城長沼駅が中心の座にあるとされ、また稲城長沼より50年近く後に開業した比較的新しい駅です。利用者数は長沼駅より上で、市役所もここ稲城駅の方が近く、実質的には中心駅という事になるかとは思うのですが…。
1974(昭和49)年開業という事で、また10月18日というと巨人・長嶋茂雄選手が「我が巨人軍は永久に不滅です」と言い残して現役引退したその4日後に当たります。
その巨人は稲城市にファーム球場の新設が発表され、またここの隣駅はよみうりランドでありと、巨人には浅からぬ縁の地という事になります。
▼ホームの様子のひとつとして、電光掲示板周辺です。
次発が新宿行の電車となっていました。
京王相模原線に属し、この路線では調布までですが、電車自体は新宿まで通っており、ここから新宿までそのまま行けます。また東京駅から1時間以内で来れます。
ホームは2面2線で、この両ホームの内側を電車が通る格好です。
▼という訳で、こちらは2番線にあたりますが、調布 明大前 新宿など多数の方面として記されていました。
ちなみに反対側の1番線は「京王多摩センター 橋本」方面となっています。
▼向かいの1番線からKEIOのロゴの入った電車が発つところでした。
▼駅を出て、ロータリー周辺です。
稲城長沼駅は駅前が手狭であるのに対して、ここは駅前広場のスペースがゆったりと取られています。(ただし、この後年に稲城長沼は高架化され大きな駅舎がつくられています)
バスが行き来していましたが、駒沢学園や新百合ヶ丘駅などへ行くバスが出ていて、また成田・羽田両空港行きのバスもあるという事です。
▼稲城駅の入口から中の様子です。
駅舎自体は結構コンパクトに見えますが、中には結構お店が入っていました。
▼稲城駅の駅舎です。
この時、JRの稲城長沼駅から歩いてここへ来たのですが、距離にして1km程度で、接続こそないものの両駅間を歩いて行く事は全く可能です。
コンパクトな駅舎ですが奥行きがあり、またすぐ向こうにはKONAMIスポーツクラブの入ったビル(=京王リトナード稲城)があります。
次の記事では、この稲城駅とJR稲城長沼駅との駅間移動の様子をお送りしようと思います。