(2005年11月当時)
上越市は、旧・直江津市のエリアと旧・高田市のエリアとに大別されますが、今回は直江津のエリアを約20年前の2005年に旅した様子をお送りします。
▼直江津駅前通りです。
突き当たりに見えているのが直江津駅で、駅から北へ進んで振り返った格好です。
2005年の様子ですが、古写真みたいになっているのは、当時「写ルンです」で撮って、現像までしばらく置いてしまっていた影響と思われます。
今から20年近くも前なので、少しは様子が変わっているかもしれません。
▼直江津駅前通りを更に北へ進んだ所を左(西側)へ覗き込んだ様子です。
向こうは、八坂神社という神社の参道になっています。
直江津駅からバスで6分程度ですが、本数が少ないので、公共交通機関の利用は計画的に、というところです。
この時の旅は全般的に雨模様でどんよりとした雰囲気だったり、傘も忘れて濡れながら歩いていたりしていました。
▼佐渡汽船のりばのターミナルが見えます。
佐渡島へは、この直江津港と佐渡の小木港との2往復運航で、新潟港に比べるとかなり少ない便数です。
▼直江津港を離れ、次は「上越市立水族博物館」(当時)へやって来ました。
これは2005年当時でしたが、その後2017(平成29)年には老朽化に伴う建替えの為、閉館されました。なので、これは在りし日の姿、となります。
1980(昭和55)年に五代目の水族園として開業し、それまでは越冬に必要な設備を所有していなかったため季節営業でしたが、この代の設備から通年営業になったといいます。
約400種、10,000の生物が飼育されていたともいい、日本海側では屈指の規模を誇るものでした。
ここが2017年に閉館した1年後の2018(平成30)年に「上越市水族博物館"うみがたり"」としてグランドオープンし、翌年には来園者数が100万人を突破したといいます。
▼水槽でペンギンが泳いでいるのが見えました。
ここの施設は見た感じ、ペンギンをメインにしていたように感じました。
▼ペンギンが沢山いました。
「マゼランペンギン」という、胸の上部に2本の黒い帯が特徴的な種のペンギンでした。
この写真は当時持っていた少ない画素数のガラケーで撮ったもので、画質がかなり荒いです。
現在の施設「うみがたり」では、多数のマゼランペンギンが水槽を泳いでいる様子を横から見る事ができるようです。
また、施設の公式キャラクターもマゼランペンギンをモチーフにしたもので、やはりペンギンが前面に押し出されてるのかな、と感じました。
▼かつていた「ピラルク」です。
ピラルクは3m以上にもなる巨大魚で、この施設の名物のひとつとされていましたが、現在の施設「うみがたり」にはいないそうです。
当時5匹いたピラルクは、前施設の閉館した2017年から、現施設の運営管理をしている横浜の八景島シーパラダイスへ移送され飼育されていましたが、うち4匹が死んでしまい、残った1匹はそのまま横浜に残り、新施設へはこの上越には1匹も送り込まれない事となりました。
▼ここ上越で捕獲されたという「ワニガメ」についての説明がありました。
基本的には外国に生息する種で、日本へは輸入により流通したといいますが、特定動物に指定され、飼育には自治体の許可が必要といいます。
甲羅がトゲトゲしているのが特徴的で、動きは遅いものの嚙む力が強く、人間の指くらいなら食いちぎれるほどだといいます。
▼そのワニガメの姿が水槽にありました。
甲羅のトゲトゲがよく見えました。
直江津で訪ねたのは主に、港とこの水族館でしたが、同じ上越市でも「高田」地区は全く違った雰囲気で、次回記事では高田地区を探訪します。
👅これまでの旅記事はコチラ↓