-JR入野駅-
・路線 JR山陽本線(神戸-門司間)
・開業 1953(昭和28)年12月25日
・訪問 2008(平成20)年8月
・1日あたり平均乗車人員
186人/日 (2022年)
・近隣の都市駅
(神戸方面) 三原駅⇒3駅
(門司方面) 西条駅⇒3駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:4時間52分
大阪駅から:2時間38分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★★☆☆ …2面2線
跨線橋 ★★☆☆☆ …屋根なし階段
駅舎 ★★☆☆☆ …平屋
▼「いりの」などではなく「にゅうの」と読みます。
河内駅の隣駅となりますが、開業は河内駅より60年ほど遅い1953(昭和28)年で、当時の所属自治体は「豊田郡入野村」でしたが、開業後わずか3年の1956(昭和31)年4月には所属郡変更により「賀茂郡入野村」となり、ここで自治体名と駅名が一致する形となりました。が、そのわずか半年後には河内町に編入され、自治体名の合致し村の中心駅だったのは、わずか半年に終わりました。
その後は前回の河内駅同様河内町に属しながら、約50年後の2005(平成17)年に東広島市へ編入され現在に至ります。
東京駅からだと、鉄道のみでは9時発で最短4時間52分かかります。また、大阪駅からでは2時間38分で、広島駅を経由してのルートで、河内駅までよりもやや短い時間で到着します。
駅利用者数は、河内駅の約半分くらいで、旧・河内町では河内駅の方がやはり中心の座にあった事を感じます。
これは2008(平成20)年当時の様子ですが、ここに写っているように簡易改札でした。この前年の2007(平成19)年にICOCAが利用できるようになったばかりでした。
▼ホームの文化財案内が手書きでした。
JRが作成したものではなく、旧・河内町(当時既に東広島市になっていましたが)の教育委員会が1998(平成10)年に作成したものです。
▼ホームは2面2線で、両ホームはこの屋根なし跨線橋で繋がっています。
屋根ありの河内駅に比べると、屋根なしである時点で格が落ちる事を感じます。
▼屋根なし跨線橋から眺めたホームの様子です。
ホームに屋根のあるスペースがかなり限定的と感じます。
▼ホームから改札を出て、駅舎内のカットです。
出札は残っていますが1994(平成6)年には無人駅化されたといいます。
「まもなく○○方面の電車が来ます」という案内板が残っていたのが昭和っぽかったのですが、さてこれは今も残っているのでしょうか??
▼これも駅舎内ですが、改札出た所から直進して出口という感じではなく、ちょっと鉤型のような通路で出口に至り、内部もあまり広くない駅舎でした。
▼駅舎を出た所から見下ろした駅前広場周辺です。
駅はこの階段上にある為、このような眺めになります。
広場スペースはそれなりにありますが、何かがあるという感じではなく、緑深い中に覆われている感がありました。
▼駅前広場には「河内町総合案内」がありました。
入野駅は右上の図のど真ん中の少し上の駅が黄色くなっているところで、その東に河内町の中心駅であった河内駅があります。(現在はいずれも東広島市内となります)
▼入野駅の駅舎です。
実質的に駅として客が利用できるスペースは左半分です。
駅を出て少し歩いてから階段を下りていく構造です。
▼こちらは駅舎を横から見たカットです。
横側にも「入野駅」の表示があり、タイル式のちょっとお金かかってそうな雰囲気?でした。
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