前回記事の入野駅の隣にある、東広島市の駅シリーズです。
-JR白市駅-
・路線 JR山陽本線(神戸-門司間)
・開業 1895(明治28)年1月25日
・訪問 2008(平成20)年8月
・1日あたり平均乗車人員
1,323人/日 (2022年)
・近隣の都市駅
(神戸方面) 三原駅⇒4駅
(門司方面) 西条駅⇒2駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:4時間53分
大阪駅から:2時間35分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★★★☆ …2面3線
跨線橋 ★★★☆☆ …屋根あり階段
駅舎 ★★☆☆☆ …平屋
▼「しろいち」ではなく「しらいち」と読みます。この沿線の東広島市の駅名は、河内→入野→白市と、難読というより知らなかったら一度では読めない駅が続きます。
開業は1895(明治28)年で、ちなみに隣の入野駅は「昭和」28年の開業でした。
当時の所属自治体は「豊田郡小谷(こだに)村」でしたが、開業して60年経った1955(昭和30)年に「賀茂郡高屋村」へ編入され、同日「高屋町」となりました。
その後1974(昭和49)年に高屋町が東広島市に編入され今年で50年になります。
なので前回記事の河内駅や入野駅のような旧・河内町ではなく、東広島市になって久しいエリアとなります。
東京駅からだと、鉄道のみでは9時発で最短4時間53分、大阪駅からでは2時間35分で、いずれも広島駅を経由してのルートとなります。
駅利用者数は、河内駅や入野駅とはケタ違いの1,000人越えであり、ここから西が「広島シティネットワーク」圏域となります。つまり広島都市圏の東の玄関口、というところですね。
「白市行」の列車とか以前からあったのを認識していましたが、そういう事か…と感じました。
▼ホームは2面3線あり、向こうに見える跨線橋で両ホームは繋がっています。
ちょうど待合エリアの辺りで軌道がカーブを描いています。
▼ホームの待合スペースは片側がドア部分のないもので、もう片側は完全な吹きっさらしで、半屋内型とでもいう感じのものでした。
軒下の柱として渋い白木が並んでいるのも渋いものがありました。
▼跨線橋の隙間から垣間見えた駅前の様子です。
昔の佇まいがそのまま残っているような雰囲気で、個人商店が駅と相対するように横に並んでいたのが印象的でした。
ただこれは16年くらい前の姿なので、今とは異なる部分があるかもしれません。
▼駅から出てきました。
駅前にあった「白市探訪」という案内板です。
駅からの凡その距離を明示した上で載っているので、徒歩等での探訪で時間的にも目安になると思います。
ただしここでは、下が北となります。山地が多くなる印象で、山あいの街並みが楽しめるのかな?(実際行けてませんが…)というところでした。
色々サイトを見ていると歴史的な街並みの景観が楽しめる、との事で、これは観に行かないと!となりました。この時は本当に駅前しか訪ねておらず、次の機会には是非!とそんな事ばっかり書いていますが…。。
▼もっと広域の「東広島」と市レベルでの案内板もありました。
この地図もまた、北が下側になっていました。
この訪問時2008(平成20)年においては、この地図の左(東)側になる「河内町」も東広島市に編入された直後でしたが、この地図上はそこまで反映されていなかった為、東広島市の東端にこの白市が存在している格好となっています。ここから西が広島シティネットワークである事は今も変わりはありませんが…。
旧所属の自治体として「高屋町」が添書きされていました。
また、広島空港に近いのも窺い知れますが、空港までバスで15分くらいで着きます。便が1時間に1本程度なので時刻表チェックは要です。
▼駅前に出て、自転車置場前からのカットです。
右向こうが白市駅です。
あまり広くない駅前広場の真ん中に安全地帯が設置されていて、これに沿って車線を外す形でバスのりばが設置されており、バスが乗り入れてきていました。
▼白市駅の駅舎です。
隣の離れにトイレがありましたが、こっちの方が立派な建物?という感じがしました。
狭い駅前にバスのりばの島があり、タクシーが何台も止まっており、駅舎には軒先に庇があったり、狭いなりにちょっとした駅だな、というところでした。
ただ旧・高屋町の駅ではここより、隣の西高屋駅の方が何倍も利用者数の多い形となっています。
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