東広島市では西条駅、東広島駅などをupした事がありますが、今回はこれら市の代表的な駅以外をお届けします。
-JR河内駅-
・路線 JR山陽本線(神戸-門司間)
・開業 1894(明治27)年6月10日
・訪問 2008(平成20)年8月
・1日あたり平均乗車人員
342人/日 (2022年)
・近隣の都市駅
(神戸方面) 三原駅⇒2駅
(門司方面) 西条駅⇒4駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:4時間47分
大阪駅から:2時間44分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★★★☆ …2面3線
跨線橋 ★★★☆☆ …屋根あり階段
駅舎 ★★☆☆☆ …平屋
▼河内と書いて「こうち」と読みます。「高知」と同じ読みです。
現在は東広島市の駅となっていますが、開業は1894(明治27)年で、当時の所属自治体は「豊田郡大河村」でした。
それから30年経った1924(大正13)年に町名改称され「豊田郡河内町」となり、ここで自治体名と駅名が一致する形となり、旧・河内町内の中心駅となりました。
それから更に30年強経った1956(昭和31)年に、所属郡変更により「賀茂郡河内町」となり、2005(平成17)年に東広島市へ編入され現在に至ります。
東京駅からだと、鉄道のみでは9時発で最短4時間47分かかります。新幹線「のぞみ」で福山まで乗って、そこから山陽本線の普通電車に乗る格好です。
大阪駅からでは2時間44分で、新大阪駅から広島駅までを新幹線に乗って、広島駅からは普通電車で約50分かかるルートです。新幹線で最寄りは三原駅で、ここから18分となります。(東広島駅が市内にありますが、新幹線のみの為、ここでは除外)
▼今から16年前の2008(平成20)年の姿にはなりますが、それにしてもひと昔前の雰囲気の看板がホームにありました。
「JRを利用してシティ電車の延長を」の看板がそれです。(今もあるのでしょうか?)
昭和のカットか?と思えるくらいの写真でした。
ここではJRと表記されていますが、シティ電車というのは旧・国鉄時代から使われていたフレーズだそうです。
また、看板には「河内町・河内町商工会」との表記もあり、この年既に東広島市へ編入されて3年後でしたが、旧・河内町となった状態でまだ残っていました。
▼ホームは2面3線で、両ホームはこのような跨線橋で繋がっていますが、跨線橋が片側だけでなく、両側へ二股に下りています。
そして、その下りた先にはいずれも庇が設置されています。
▼跨線橋の階段部分です。
上の部分が壁が埋まっていない吹抜式でした。
▼跨線橋の橋の部分です。
ここも上部は吹抜式でした。
かつての町の中心駅であっただけあってか、掲示物はビッシリありました。
▼跨線橋から駅ホーム周辺を見下ろした様子です。
向こうは山に挟まれたようなV字の谷のところに鉄橋が見えたのが印象的でした。
▼河内駅前広場周辺の風景です。
ヤマザキパンの看板が妙に印象的な、昔ながらの商店が並んでいました。
駅前広場はタクシーが停まっていました。
▼河内駅の駅舎です。
平屋建てですが、やや横に広い駅舎となっています。
下は数段の階段がついていて、あとからバリアフリー対応のスロープが取り付けられています。
👅これまでのJR駅記事はコチラ↓