岡山市の駅シリーズ、「山陽本線」編で近年まで岡山駅の隣だった駅です。
-JR東岡山駅-
・路線 JR山陽本線(神戸-門司間)
赤穂線(相生-東岡山間)
・開業 1891(明治24)年3月18日
・訪問 2007(平成19)年10月
・1日あたり平均乗車人員
3,404人/日 (2021年)
・近隣の都市駅
(神戸方面) 瀬戸駅 ⇒2駅
(門司方面) 岡山駅⇒3駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:3時間50分
大阪駅から:1時間21分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★★★★ …3面4線
跨線橋 ★★★☆☆ …屋根付跨線橋
駅舎 ★★★☆☆ …平屋駅舎
▼JR山陽本線と赤穂線の複数路線に属し、岡山駅からは約7kmありますが、赤穂線では終着駅となります。
1891(明治24)年に開業していますが、当初の駅名は「長岡」というものでした。
15年後の1906(明治39)年に今度は「西大寺」駅(現在の西大寺駅は、この50年以上後の1962(昭和37)年に開業)を名のりました。
現在の西大寺駅が開業する前年の1961(昭和36)年に、現在の「東岡山」駅となりました。

▼ホームは実に3面4線もあり、複数路線が乗り入れるだけあって立派なものです。
右がメインの南口駅舎側ですが、左に見える島式ホームも室内型待合室に屋根のあるエリアなど見え、また跨線橋にはエレベーターがついていて、岡山市内でも岡山駅を除いて屈指の規模の駅といえます。

▼北側は向こうに見える新幹線ホーム沿いです。
上の写真では見えていない北端の片側ホームで、上の写真2面とこの写真1面で計3面という訳です。
このホーム上にも自販機がありました。当時の事で現在は不明ですが。

▼跨線橋内のエレベーターを上がった先です。
北口と南口への案内標識がありました。

▼跨線橋内の様子です。
手前は4番線で、左側にエレベーター標識のある所は2、3番線で、向こうが1番線と南口となっています。
通路はやや狭く、上半分は吹き抜けで、また片側だけ掲示物がありました。橋の部分には手すりはありませんでした。

▼改札周辺のホームの様子です。
ブルーの屋根がたいへん印象的でした。

▼駅舎内の様子です。
改札機が複数台あり、また緑の床が印象的でした。

▼駅前広場についての説明板がありました。
「やさしさに包まれた駅前広場」だそうです。
ケヤキの木が随所に、それぞれの役割に応じて配されているのが分かります。
これだけお金や人手がかかっている事を感じる駅前広場は、岡山市内ではそれほど多くないと思います。

▼駅前広場(南口)の様子です。
上の写真の看板にあるようにロータリーが整備された広場になっています。


▼東岡山駅の駅舎(南口)です。
ホームからの眺めも同様ですが、青空よりも濃いブルーの瓦屋根が印象的な駅舎です。
「東岡山駅」の表記が大小2つ並んでいるのが面白く、左側の分は元々あったものと思われ、後で庇の上に造ったのではないかと…。
バスのりばタクシー乗り場も整備され、設備の充実ぶりも窺えます。
岡山駅に次いで突出して利用者数が多い訳ではなく、むしろ岡山駅より西の北長瀬駅や庭瀬駅よりも少ないくらいですが、岡山駅以東では岡山駅に次ぐ存在、の感はありました。


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