岡山市の駅シリーズ、宇野線編の4回目、ここからは宇野線かついわゆる「瀬戸大橋線」の区間を通る駅の御紹介となります。
-JR備中箕島駅-
・路線 JR宇野線(岡山-宇野間)
・開業 1910(明治43)年6月12日
・訪問 2008(平成20)年8月
・1日あたり平均乗車人員
174人/日 (2021年)
・近隣の都市駅
(岡山方面) 岡山駅 ⇒4駅
(宇野方面) 茶屋町駅⇒3駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:3時間58分
大阪駅から:1時間50分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★☆☆☆☆ …1面1線
跨線橋 ★☆☆☆☆ …なし
駅舎 ★☆☆☆☆ …駅舎なし
▼和歌山県有田市の中心駅に「箕島(みのしま)」駅がありますが、当駅は「びっちゅう・みしま」と読みます。
駅の所属上はJR宇野線のみですが、岡山~児島間の通称「瀬戸大橋線」の乗入区間でもあり、岡山駅からの距離は10.2kmです。
この時、駅名標を撮るのを忘れましたが、ホームは最低限の1面1線のみで、出入口と反対側になる右側は一面の田園風景でした。
開業は1939(昭和14)年と後発で、当初は妹尾(せのお)町という町の1駅でした。
その後の自治体名変遷は以下の通りです。
1939(昭和14)年 都窪郡妹尾町 …開業。妹尾町の1駅(中心は妹尾駅)
1971(昭和46)年 岡山市へ編入 …編入前の妹尾町人口は約10,000人
2009(平成21)年 岡山市南区 …岡山市政令指定都市移行に伴い、南区となる
ちなみに宇野線には備前片岡(岡山市)、備前田井(玉野市)などの駅があり、「備前」と冠されていますが、それらより北にある当駅は「備中」と冠されています。

▼ホーム待合エリアがありましたが、ベンチの真ん前に線路と平行に簡易型自動改札機が設置されています。無理矢理置いてる感がすごいですね。

▼これも待合スペースにあった運賃付き路線図です。
岡山駅からは4駅で、宇野線と本四備讃線へ分岐するキーとなる茶屋町駅まで3駅というなかなかの好立地に位置しています。

▼駅は小高い所にあり、10段ほどの階段を降りて地平へと至ります。
この道路がいわば駅前通りといったところでしょうか、自転車が並べられているこの道が。
本当にただの道で、駅前スペース感も皆無でした。

▼駅舎のように見える左の建物はやはり、待合スペースの裏壁です。
「備中」の文字がやや小さく表記されていました。
階段上に運賃箱があり、この階段を降りて出る事となります。
この直後、2008(平成20)年10月にホームのかさ上げ工事が完了しています。

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