岡山市の駅シリーズ津山線編が続きますが、旧・岡山市外(平成の大合併以前に岡山市外だった所)の津山線駅としては最後の御紹介となります。
-JR野々口駅-
・路線 JR津山線(津山-岡山間)
・開業 1898(明治31)年12月21日
・訪問 2008(平成20)年10月
・1日あたり平均乗車人員
104人/日 (2021年)
・近隣の都市駅
(東京方面) 津山駅 ⇒11駅
(神戸方面) 岡山駅⇒5駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:5時間17分
大阪駅から:1時間59分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★★☆☆ …2面2線
跨線橋 ★☆☆☆☆ …なし(構内踏切)
駅舎 ★★☆☆☆ …平屋駅舎
▼「ののくち」と濁らずに読みます。
開業は1898(明治31)年で、現在の津山線の開業時にできた駅であり、隣の金川駅と同じく、平成の大合併以前は御津郡御津町の駅でした。
所属自治体の変遷は以下の通りです。
1889(明治22)年 津高郡宇垣村 …この前まで「野々口村」でしたが、この時に自治体名としての野々口は既に消滅しており「宇垣村野々口」でしたが、1898年の駅開業時は「宇垣村」唯一の駅でした。
1900(明治33)年 御津郡宇垣村 …津高郡から御津郡へ変更
1953(昭和28)年 御津郡御津町 …合併により御津町へ、自治体中心駅でなくなる
ホームにあった木が切り落されて残っていたのが印象的でした。
駅利用者数的には、御津町であった金川駅の1/6ほどで、福渡、建部、金川含む旧・岡山市外の津山線駅では最少です。
東京から5時間17分で、隣の金川駅では4時間14分で1時間以上余分にかかる事になっていますが、これは新幹線乗換えとなる岡山駅での待ち時間が1時間以上になる為のもので、時間帯により4時間台でアクセス可能です。
また、大阪駅から1時間59分とこちらは2時間を切ります。ここよりも岡山駅寄りの駅は2時間以内に着く事となります。
ちなみにタイトルに【旧】を入れたのは、現在は新駅舎になっていて、本記事は旧駅舎の為です。

▼ホームは2面2線で、両ホームの行き来は構内踏切となっています。
左手にKabayaの文字が見えますが、カバヤ食品の本社工場はここにあります。
ガムよりおまけの方が何倍も素晴らしい「ビッグワンガム」はカバヤ食品の商品なのですね。

▼最初の写真と同じ、駅舎のない側のホームです。
こじんまりとした待合スペースは建部駅のものと同じと思われます。

▼反対に、駅舎側のホームです。
褐色屋根の2重構造で素晴らしい建物でした。
むしろ外側よりもホーム側から見た方が素晴らしかったです。
手前にトイレの表示が見えますが、現駅舎はこの位置にあるそうです。

▼改札前です。
壁面に駅名標がありました。
その真下には待合用の長椅子がありました。
出札跡などはなく、切符はBOX回収の形でした。

▼駅舎内です。
ここにも長椅子がありました。

▼これも駅舎内です。
運賃表や時刻表などありました。
乗車証明の機器も設置されていました。

▼駅の時刻表です。
概ね1時間に1~2本ですが、時間帯により1本もないところもあり、乗る時は時刻をしっかり確認しておくことが必要なレベルです。
津山方面へ0時台の電車があるのが驚きでした。

▼駅出て目線はこんな感じで、商店はほとんど見られず、これが駅前の通りか?と思いますが、道が狭いのかバスの乗入れもなく、最寄りのバス停は駅から徒歩約2分の地点にある「葛城橋」というバス停になります。

▼駅前の自転車置場周辺です。駐車場もありました。

▼野々口駅の駅舎です。
タイトルの通り、今となってはこれは旧駅舎となりました。
2020(令和2)年に新駅舎が供用開始となり、かなりコンパクトな簡易式のものに変えられ、この駅舎にある「味」のようなものがなくなってしまいました。

▼こちらは駅舎の正面と側面が見えるカットです。
てっぺんの屋根と、2方向から出た庇とが織りなす形にはやはり「味」が感じられました。
新駅舎になったと聞いて「見たみたい」と思える所と、そうでない所があり、この駅については正直後者です。そのまま素通りできるようなコンパクトな駅舎を見ても、なんだかなぁ…という気がします。

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