遡って振り返る「生活と思い出と世の中と」。25回目は1998(平成10)年の第2回です。
●ブロ野球
横浜ベイスターズが日本一になりました。大洋時代以来38年ぶり。権藤監督率いるチームのマシンガン打線が大活躍し、セ・リーグで優勝し西武との日本シリーズも制しました。
巨人は高橋由伸選手が入団し松井、清原の各選手とMKTトリオを形成していました。引退も多く、川口和久投手が引退、代打で活躍していた吉村禎章選手も引退、そして日本ハムから移籍してきた金石昭人投手も引退しました。
ヤクルトでは長く主力として先発に中継ぎに活躍してきたベテラン伊藤昭光投手が引退し、西武から移籍してきた渡辺久信投手も33歳の若さで引退しました。
日本ハムのベテラン広瀬哲朗選手が引退、西武からダイエーへ移り西武へ戻ってきた渡辺智男投手も引退しました。
新人としては中日に川上憲伸投手や井端弘和選手などが入団しました。
●大相撲
若貴が並び立った最後の年と言えます。
兄弟2人で2回ずつ優勝し、若乃花はこの年横綱となり、ここに「兄弟同時横綱」が誕生しました。
しかし、翌年は2人とも優勝がなく、翌々年早々に若乃花は引退する事となります。
主な引退力士としては、元幕内・旭里や、幕内上位で長く活躍した元小結・三杉里、若貴同様二世にして兄弟で活躍した小城乃花、千代の富士引退後の九重勢として活躍を期待された元小結・巴富士、将来を大きく期待されながら三役になれなかった元幕内・久嶋海などでした。
●ドラマ
見ていたドラマだけ書きます。
昼帯ドラマ「39歳の秋」というのを見ていました。片平なぎささんの主演、39歳未婚女性の恋愛に揺れる心もようを描いた作品。主題歌が中森明菜さんの「とまどい」という、ドラマにマッチした良いものでした。
金曜日のTBS「あきまへんで!」という中村玉緒さん主演の異色バラエティー的なドラマでした。玉緒さんが女中を務める家の家族が色々いて、藤原紀香さんが西村雅彦さん演じる「サム」に夢中で、紀香妹役が内田有紀さんでサムを「ピカチュウ」とバカにしてて、弟役がまだ嵐になる前の二宮和也さんでした。
「お熱いのがお好き?」というドラマは椎名桔平さん主演、「あぐり」の田中美里さんや、細川俊之さんなど出ていましたが、最終回がナント生放送と異色のドラマでした。
「世紀末の詩」は竹野内豊さん主演のミステリアスな野島伸司さん作のドラマで、毎回「愛とは何か?」というのを大学教授役の山崎努さんと問い、語るようなドラマでした。
今殆どドラマ見ないですが、この時はかなり見なくなっていたとはいえ、それなりに見てたんだな…と感じます。
●旅行
最も金のない時期で旅行なんてとても…な時期でした。