(2008年8月当時)
▼歴史都市宣言のまち 足利
として数ある名所が写真付きで地図に散りばめられていました。
この足利駅前にもちょいちょいありながら、広範囲にわたり色々なものが点在していました。
駅から手軽に行くにはやはり「足利学校」ですね。ルイス・フロイスが日本で唯一の「大学」と記したというものです。
足利という名のとおり、足利市発祥の地です。
▼足利駅前の県道198号です。
駅から出ている「停車場線」で、駅前から足利駅入口交差点までの約40mの超短区間です。
▼明治40年頃の足利駅前は上に隠れている写真で、撮り損ないましたが、この図は「昭和40年頃の足利駅前」です。
真ん中下が足利駅で、そこから出ている駅前通りは短く、突き当たりで交差する道路沿いに色々なものが並んでいました。「人力車」や「かじ屋」なんかもあったんですね。昭和40年でもそんな古風なものが…という感じでした。
▼足利駅入口 交差点です。
足利駅の停車場線は駅前からここまでの約40mという訳です。
この辺りから本格的に駅前の街並みという感じでした。
▼足利駅北西約100mの地点です。
金融機関が複数ある中心地で、向こう(西)へ進めば、前橋や桐生へとつながり、交差道路は国道293号となっています。
▼足利学校への入口は、こんなにしれっとした感じでありました。
▼史跡 足利学校跡
とありました。
日本最古の学校として知られる存在で、創建は奈良とも鎌倉ともいわれつつ、はっきりするのは室町以降だといいます。
応仁の乱以降も学問の灯は消えず、学徒三千人にまでなったといわています。それこそ大学レベルですね。
▼朝早くだったので、開いてませんでした。
って当ブログの旅記事、こんなの結構多いですね。
色んなところを1日のうちに何ヶ所も行くので、偶々朝から歩き回ったところをupする事が多くて、こうなってしまいます。
▼足利学校の建屋です。実に趣ある建屋ですね。
キリスト教伝来の宣教師として有名なフランシスコ・ザビエルが「日本国中で最も大にして、もっとも有名な坂東の大学」といった学校の姿です。
江戸末期にはその役割を終え、1872(明治5)年に廃校の形で幕を下ろしましたが、1990(平成2)年に復元されこの形になったといいますが、そんな最近に復元されたのか、と驚きでした。もっと前からこの形だと思ってたんですよね。
▼足利学校自体は観光名所然としておらず、あくまで歴史遺産的なものとして、ひっそりと存在している格好で、周辺に土産物店やらがあるような感じでした。
足利駅前のこの辺りくらいしか見ていませんでしたが、次行く時はもっと深く色々と見たいものです。という、いつも書いてるような形で結びとします。