(2007年4月当時)
▼少し前の様子ですみません、15年近く前の様子となります。
草津駅前の通りです。
15年も経ってたら少しは変わってると思いますが、そんなにものすごく大きくは変わってないのではないか、と勝手に思っています。
ただまずは「サークルK」です。サークルKは日本からは完全撤退しており、2018(平成30)年にはすべてなくなってしまっています。なのでこれも「在りし日の」姿となります。
▼これも駅前の一角です。
右側にHEIWADOの文字が見えます。
滋賀県の都市の駅前には必ずといっていいほどHEIWADOです。
▼ちょうど桜の開花時期だったので、いい時期に来れました。
あるあるですが、ある街に来て何かを見に来たとしても、それが桜の時期となると、桜を見た記憶の方が強く残るという、それに近いものがありました。
いや、ちゃんと他に見てきた記憶が15年経った今でもしっかり残っています。
▼市指定文化財、とあった道標です。草津追分道標というようです。
「右 東海道いせみち」とありました。
左の方は「中仙道美のぢ」です。
▼このレンガ色の派手な建物は…
草津まちづくりセンター と表示がありました。
▼草津まちづくりセンターの真ん前においてあったこの黒いポストは現役で稼働している、郵便局が取りに来る本物のポストでした。ちゃんと「取り集めを行いますのでご利用ください」とありました。
書状集箱、とありましたが、1871(明治4)年に郵便事業が創業した時のものと同じ型のものだそうです。それにしても郵便事業ってもう150年を過ぎているのですね、なんかすごいなと。
▼この草津の旅で最も印象的な風景、かつ建物といえばこの「草津宿本陣」でした。
ここは現存する本陣の建物としては全国でも有数の大規模なもので、より往時を偲ばせる雰囲気を残している、とありました。
この本陣は1699年に浅野内匠頭と吉良上野介がわずか9日違いで宿泊していたといい、あの刃傷事件のわずか2年前の「ニアミス」だった訳ですね。
▼草津宿本陣のすぐ南の商店街、アーケードつきのものも後で出てきますが、まずはアーケードなしのものに出くわしました。
左手前の茶舗は、近江の茶を厳選して創業以来100年以上販売しているそうです。
▼きたなかアベニュー
という名称の通りがありました。ここはアーケードつきでしたが、1985(昭和60)年にアーケードが出来たそうです。
しかし…
数年前からの再開発でアーケードが撤去されていってるという記事を見かけました。
そうなると、アーケードの架かっていた期間は30年ほどという事でしょうか。
▼中ノ町という名が並んでいた商店街です。
ここも同じようなアーケードがありました。
この辺はまだ屋根があるのか、もうないのか…??
と思ってGoogleのストリート・ビューで見てみると、見事にアーケードはなくなっていました。
左向こう「びわこ銀行」とありますが、この3年後には「関西アーバン銀行」に吸収合併され、その後「関西みらい銀行」となり現在に至り、まだこの地にあるようです。
▼最後、これだけは翌2008(平成20)年のものですが、当時泊まったホテルです。
今もあるようで、検索したら3,000~4,000円台で泊まれるリーズナブルなホテルで、草津駅の真ん前とかではなく、駅から南東へ約700m、10分程度歩いて行けば着きます。安さ重視ならここはオススメです。