続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

愛知/瀬戸① ガンバレ聡太!

愛知県瀬戸市名鉄/尾張瀬戸駅からの歩き旅です。

(2021年9月当時)

 

▼まずは、駅記事でも写っていた、駅と隣接している「パルティ瀬戸」です。

 

この丸い形がなんとも印象的な建物でした。

 

この建物のモチーフは、瀬戸焼の登り窯だと、どこかに書いてあった気がしますが、なるほど。

 

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▼パルティは「Parti」と表記していました。

 

語源はフランス語の「Partir」(パルティール)のようで、「発信する」などの意味だそうです。瀬戸の情報発信拠点という訳ですね。

 

地上6F建てというのは見て知っていましたが、今こうして記事を書くにあたり地下があったのは初めて知りました(笑)地下2Fまであるとは、地下駐車場てすが。

情報交流のエリアや、会議室学習室のエリア、放課後児童クラブや市民サービスセンターなど多彩な顔触れが、この建物に集約されていました。

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▼パルティ瀬戸の内部です。

 

1Fのみ利用させていただきました。

 

入ってすぐ、いきなりこんな「せともの人形」がありました。

 

これ全部「セトモノ」でてきてます!

 

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▼これはまさにパルティ瀬戸の入口が見えている所ですが、瀬戸市棋士藤井聡太さんの出身地という事で、「叡王位獲得」とか「九段昇段」とかフィーバーしていました。

 

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▼聡太くんへの応援メッセージ

という事で、多数書かれ、飾られていました。

 

日本中の注目を集める人物が地元にいるというのは、やはりすごい事ですよね。

 

ということで、この1Fの喫茶店でモーニングを頂きました。

 

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▼パルティ瀬戸の隣にあった土産物店です。

 

屋根部に名前がありますが「丸一国府商店」というそうです。

 

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▼これにはビックリしました。

 

駅前の道を歩いてて、突然車がこんなになってて、路肩にあったし周りに人もいないので、最初は「店の前にあるオブジェ」みたいなものかと思っていました。

 

しかし車メチャメチャ壊れてるし、標識までなぎ倒してるし、これもセットで「オブジェ」なのかな?

と思っていました。

 

少し歩き進めていくと、物陰みたいなとこから警察官が出てきたりで、本物の交通事故だったんだ!と気づかされました。

こんなんなってて、周りに人がいないって不思議すぎませんか?なんで警官隠れてるんだろみたいな。

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▼記念橋

 

というバス停がありました。

元々は1930(昭和5)年に鉄道省の省営自動車線の駅のひとつとして「瀬戸記念橋駅」の名で営業されていたといいます。後にJRバスに転換され、2009(平成21)年にはバス停としても廃止され、その跡地的な形でこうして残っているといいます。

 

その跡地的な形として「省営バス発祥の地」の表示が、写真と共に残っていました。

 

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尾張瀬戸駅から川を隔てて、この「瀬戸蔵」があります。

 

瀬戸市民会館の跡地だったという事で、2005(平成17)年1月に竣工しています。

愛知万博の頃ですね。

 

向かいのパルティ瀬戸と同様な役割を果たす拠点で被る部分もあるようですが、この瀬戸蔵は陶磁器のミュージアムが大きなウリです。

 

www.setogura.jp

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尾張瀬戸駅と瀬戸蔵を結ぶ橋の欄干には、閉じ込められた中に陶器が入っていました。

 

佐賀県唐津では、橋の欄干にむき出しで陶器がつけられていましたが、陶都らしい橋でした。

 

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▼そんな瀬戸蔵でしたが…

 

残念ながら臨時休館の真っ最中でした、、、

 

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▼瀬戸蔵から交番を隔ててすぐの所には、この末広町商店街」がありました。

 

瀬戸市は、とりわけこの尾張瀬戸駅前は、こんな商店街の多彩な所でもありました。

 

ここはとにかく昔ながらの商店街で、いろんな店をめぐりながらいろんなものを揃えるという昭和スタイルの買い物に合った商店街でした。

 

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▼上の写真の商店街アーケードが短距離で一旦途切れた切れ目にあたる部分で、更にこの向こうへ商店街は続いていきす。

 

しかし目を惹くのは、左側のパチンコ屋と映画の看板です。

 

パチンコ屋は近年まで営業していたようですが今は営業しておらず、映画館は25年以上も前に閉館しているようです。

 

パチンコとか「映画は中央」とか、色褪せて中抜きになっているような文字が虚しくもしぶとく残っているのがなんともいえませんでした。

 

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▼という訳で、商店街の先を進みました。

 

左側に映画館とパチンコ屋の標識看板がありますが、とっくに営業しなくなったというのに看板だけやけにきれいでした。

 

商店街の中は、せともの祭と招き猫まつりが書き並べられてありました。

右手前のお店のウインドウの感じが昭和っぽかったです。

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▼ここでも藤井聡太さんの応援として、「目指せ八冠」との垂れ幕がかかっていました。

 

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▼これも同じ商店街を歩いていたところです。

 

右手前は代書屋でしょうか?

 

と、調べたところ、この建物は松千代館」という1914(大正3)年創業の旅館だったところで、現在は空き家になっているそうです。それで、ここを保存しようという動きが出てきており、今夏より改装してギャラリー・レンタルスペースなどに利用しようとしているそうです。

 

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さて、ここまで来ましたが、一旦ここで切って、次に瀬戸市第2弾をお送りします。