(2019年7月当時)
▼那須塩原駅からいわゆる那須の温泉へ行く為に、バスでこの「那須湯本温泉」へたどり着きました。ここは那須塩原市を出て、那須郡那須町となります。
バス時刻表通りならば、那須塩原駅から40分強でここへ着きますが、この時すごい渋滞していて、1時間以上バスに乗っていました。
▼その名も温泉神社!
という神社がありました。
ただし「おんせんじんじゃ」ではなく、「ゆぜんじんじゃ」です。温を「ゆ」と読むんですね。
▼温泉神社の参道を進んでいきます。
「殺生石にいたる」と書かれた看板がありましたが、これがまた素晴らしい景色でした。後で出てきますが…。
▼参道はこんな感じでした。
「奉祝 天皇陛下 御即位 御大礼」と幟が並んでいました。
この当時2019年、令和元年だったので祝賀ムードでした。
▼君が代でおなじみの
さざれ石
がありました。
大和さざれ石ということですが、さざれ石は長い年月を経て多くの小石が凝結したものとされ、年と共に大きく成長し巌(いわお)となると信じられている神霊の宿る石、だという事です。君が代の歌の通りですね。すごくお目出たい石という説明もありました。
▼社務所が素晴らしい建物でした。
雨に濡れた感じがまた、重厚で曲線美のある屋根にツヤが出て良かったです。
▼参道の並木道が緑色濃く、緑に溢れた風景が素晴らしかったです。
大きな緑に包まれた道路のように思えました。
と書かれた看板がありましたが、地図上の下の鳥居から左へ折れたところがそのルートになります。
子ども相撲の土俵があったりもするのですね、この時は気づきませんでしたが。
▼水琴窟
「すいきんくつ」と読みます。
日本庭園の装飾のひとつで、江戸中期に考案された音階装置の一種ともいわれています。
日本庭園の音を楽しむ絶妙の芸術とも書かれていましたが、この時はそのような事が感じられませんでした。
▼御神木「生きる」
とありました。
ミズナラの樹だそうで、悠久の時を経てもその力強さ故「生きる」と命名され、樹齢約800年、高さは約18mになります。
▼やはり緑が深い参道が続いていました。
▼参道の階段を上がった先には「那須の名木」との表示があり、圧倒的な存在感を誇る大きな木がありました。気になる木です。
「那須の五葉松」という事で、これまた推定樹齢800年とあり、高さは12mという事です。
▼温泉神社の拝殿です。
木目調の建屋で、屋根の縁が微妙に曲がって尖っていました。
▼手水舎周辺に狛犬以外に馬もいました。
ここまでは、温泉神社を中心に緑の生い茂る参道や御神木などをお伝えしてきましたが、次は殺生石を中心にお届けしたいと思います。