冒頭リンクは2006(平成18)年の訪問で、在来線しか訪ねておらず、また旧駅舎であったので、新駅舎となって以降の姿をお届けしたいと思います。
▼新幹線の駅名標です。
これは2014(平成26)年当時ですが、新幹線で来たことがなかった為、8年ぶりの再訪でようやく新幹線ホームへ来ました。
両隣は山口県の駅で、「のぞみ」「さくら」のどちらかが1時間に1本程度停車する、少しは優等性のある駅です。
旧・徳山市の中心駅でもありますが、周南市になって「周南」とは変わらず、平成の大合併で市名と中心駅名がミスマッチする事が多いですね。以前からの名前を消したくない、というのが大勢を占めるのか、駅名変更は莫大な費用がかかるからなのか…。
とにかく、今でも徳山駅です。
▼新幹線ホームです。
徳山に新幹線が開業したのは、1975(昭和50)年山陽新幹線の岡山以西延伸の時です。
▼徳山といえば、この工場群の夜景の絶景っぷりが有名ですが、これは南側にある新幹線ホームから見れるもので、中途半端な明るさで絶景とは程遠い形になっていますが、時間帯や映り次第でとても画になるカットが撮れます。
メインの街は駅北側になりますが、この南側は工場群や、島へのフェリー乗り場もあります。
▼当時のキャンペーン広告ですが、この「みつけて周南」というのは今もそのタイトルで観光情報サイトとして使われているものでした。
しかし「おっぱい観音」とはなかなか衝撃的なフレーズが書かれてあるなと感じましたが、この「川崎観音」には安産祈願の為妊婦さんが訪ねるのだとか。
▼山口といえば「ふぐ」で、個人的には下関にふぐの印象が強かったのですが、ここに「ふぐのふるさと徳山」とありました。
下関でも「ふく」(「ふぐ」ではなく)うですが、徳山には「ふくセンター」なるものがあります。
▼周南市には「ツルの里」の側面もあるようで、このように出ていました。
ここにある「八代」という地区は、この徳山駅からは北東に位置し、更にツル渡来地は電車だと岩徳線の3駅東の高水という駅が最寄りとなり、車だと20km余り走る必要があり、結構離れた所となります。
かつてはツルは日本全国どこでも普通に見られる鳥だったのが乱獲の果てに、限られた地区でしか見る事ができなくなり、この地区の人々は決して捕獲せず、見守ってきた結果、この八代地区は本州唯一のナベヅル渡来地となっている、とありました。
▼ここから先は2018(平成30)年再訪時のものです。
同じような新幹線駅構内に飾られていたのは今は亡き「0系」のオブジェでした。
▼老舗地酒とのコラボか、こういう形でも構内に出されていました。
毛利公なんていかにもこの辺りの名前と感じます。
▼新しくなった徳山駅は周南市立図書館と蔦屋書店(STARBUCKSも)が併設されているタイプのものでした。他の駅でもこのタイプのものがありますね。と思って調べてみたら、蔦屋とスタバの組み合わせは中国地方では計6ヶ所、図書館とも併設となると、ここと備中高梁駅(岡山県)の2ヶ所だけです。
他に蔦屋とスタバの組合せは、全国には70ヶ所くらいありました。
▼という訳で徳山駅(北口)の新駅舎です。
前駅舎よりかなり大規模になった感がありました。
リニューアルを経てコンパクト化する駅もあれば、ここのような大きくなるところもありで、色々と面白いものがあります。
駅の出入口はこの写真の左端(いちばん向こう)になります。
当時まだ駅前広場が工事中でしたが、ここから3年近く経っているので、いい感じに仕上がっているのではないかと思います。