三重県伊勢市、三重/伊勢① 2006年のお伊勢さん・外宮 につづく伊勢市の記事第二弾です。
(2006年2月当時)
▼前回は外宮でしたが、今回は「内宮(ないくう)」へやって来ました。
外宮は駅から徒歩で簡単に行けますが、内宮は伊勢市駅からバスで15分くらいかかるところにあります。
しかしバスは昼間のみの1時間に1本程度のダイヤだったので、次から次へとバスがくるという事ではないです。
内宮は「右側通行」となっていて、前記事の外宮は左側通行です。
▼内宮の案内図です。
内宮は正式名称を「皇大神宮(こうたいじんぐう)」といい、外宮の約10倍の面積を有しており、天照大御神が祀られています。
外宮に比べて「そんなに広いのか?」と思うところもありますが、本宮に次ぐ格の別宮の数が多いのが一つの特徴かと思います。
▼参道はこのような砂利道の所が印象深かったです。そしてやはり自然豊かな雰囲気が存分に出ていました。
実際はこんなに人がいない訳ではなく、人がいないところを狙って撮った訳で、人通りはそこそこありました。さすがはお伊勢さんというところで。
▼小さな橋のところで「お手洗 これより先は ありません」と川柳のような調子で親切なお札が建っていました。
▼社務所は立派な建物でした。
立派というか華やかな印象といった方が正しいでしょうか。
▼御饌(みけ)殿とありました。拝殿ですね。
右に隣接している大きいものは内宮の神楽殿で、伊勢神宮でもっと華やかな部類に属する建物がこの辺りのものと思います。
▼鳥居をくぐって曲線の橋がありますが、その下を五十鈴川が流れています。
内宮も外宮も、敷地に川が流れているのが、お互いに印象的な風景のひとつと思います。
▼ちょっと変わったこの建物は「五丈殿(ごじょうでん)」といいます。
神宮の祭典は天候にかかわらず行われますが、雨天の際には祓い所に代わって、ここで神饌などが祓い清められるといいます。
大きな屋根はいかにも雨天時の式典催行用という感じがします。
▼参道にはこのような階段の続くところもありました。
外宮の10倍もある内宮の割には、あまり時間がなくそれほど寄らなかったのもあって写真はこれくらいしか残せませんでした。
そして内宮を出たところですが、内宮前のタクシー乗り場がありました。
やはり駅から遠いし、バス便もそれほどないので、タクシー需要はそれなりにあるようでした。
▼バスで外宮からこの内宮まで約10分、430円と少々割高です。
直線距離にして4km程だそうですが、徒歩移動はやはり時間が欲しいところですね。
内宮の前には土産物店が立ち並んでいました。
▼内宮を出たところの賑わった通りです。
お土産店だけでなく、いろんなお店が出ていていかにも観光地という雰囲気でした。
参詣の後はこういうところも楽しいものですね、今のご時世ではこの辺りもだいぶ雰囲気が違ってしまっているのかもしれませんが…。
♪伊勢の名物 赤福餅はえじゃないか と謳われている通り、伊勢に赤福がありました。伊勢市にはいくつもの店舗があります。
名物に旨いものなし、という方もいますが、赤福に関しては完全に例外だと思っています。誰がこんなおいしいテイストを考え付いたんだろう?レベルです。
を、この時初めて食べました。
この当時は食べ物を近撮するのがカメラのスペック的に困難でしたので撮っていません。なのでお店のみ。
▼といっておいて、こういうのは撮りました。
これは「おとうふソフト」です。
お豆腐屋さんでつくられたソフトクリームでした。このお店は調べてみましたが今もまだあるようです。
▼これより「おかげ横丁」とありました。
個人的に何かの度にふと脳裏にこの「おかげ横丁」思い浮かんだのですが、果たしてどこだったか??長年忘れておりました。
今回記事を書くにあたって写真を見返していて思い出したくらいです。
伊勢神宮内宮を出ると、「おはらい町」とこの「おかげ横丁」があるのですが、これらを総称して「おかげ横丁めぐり」とする向きもあるといいます。
何せ内宮前は、駅からは離れているものの、観光地としての側面が色濃く、いろんなお店で旅を楽しむ事もできるというものです。
そんなこんな、伊勢市の旅、お伊勢さんだけでなく他にも名所や旅できるところはありますが、ここで一旦区切りとしたいと思います。