(2011年11月当時)
「矢部商事」の看板が妙に印象的でした。
向こうへ進むにつれて、雲がどす黒くなっていってました。今から10年前の姿ですが…。
単なる地図ではなく、手作り感のある、各店にコメントの入った、旅行者には大変ありがたいマップでした。
ご当地B級グルメ・富士宮焼きそばの食べられるお店も複数ありました。ただし、当時より10年経っているのでご注意です。
▼マイロード本町
という表示のゲートがありました。歩道のみアーケードのついた商店街でした。
富士宮駅から、富士宮の観光名所の目玉ともいえる「浅間大社」までを結ぶ商店街です。
8月初めに七夕まつりとして、この中が歩行者天国になったりするそうで、コロナ禍までは、そのような記事が載っていました。
▼ここは歩道アーケードがなく「フラワー通り」と街頭傍にありました。
商店と、元商店であったであろう家屋とが混在した通りでした。
▼富士宮といえば、やはり「やきそば」です。
屋外でも食べられる焼きそばが売っていて、商品の紐を引っ張って蒸気みたいなのが出てきて、しっかりと調理された焼きそばになってて、食べれた記憶があります。
う「宮」のフレーズもそこかしこで見た気がします。浅間大社の「宮」に掛けているのでしょうか。
それにしても「富士宮やきそば学会」なるものがあるとは…。
▼富士宮市役所です。
「富士山を世界文化遺産に」と入口に気合の入ったポスターが貼られていましたが、この2年後の2013(平成25)年に「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録されました。
▼市役所前にバス停がありました。
富士急静岡というところのバスです。
富士宮駅行きと西富士宮駅行きがありましたが、ダイヤは極少でした。2時間ないのはザラで、西富士宮方面は昼間8時間くらいなかったりします。
▼郊外ですが、またまた「やきそば」の幟のお店がありました。
▼宗心寺というお寺があり、その中には「富士美映堂」という建物がありました。
冨士が美しく映えるお堂、という訳ですね。
▼宗心寺の本堂です。
なんといっても、両サイドに金ピカの金剛力士像?がいるのが最強のお寺でした。
▼お次は「平等寺」という浄土宗のお寺です。
16世紀ころの創建のようで、移転を経て現在に至るようですが、頭でっかちの立派な山門がありました。
この山門は明治維新後の神仏分離令・廃仏毀釈などにより破壊されそうになったところを、檀信徒が解体移築したもの、とありました。それにしても説明板の「三門」の表記は合ってるのでしょうか?「山門」と思ったのですが…。
そして、平等寺の境内ではないのですが、道隔てて向かいにズラーッと灯篭が立ち並んでいたのが圧巻でした。
▼平等寺の境内に妙にカラフルな建物がありました。とても妙な配色…。
宝物院か何かでしょうか、直接的な記載が見られなかったので不明ですが…。
▼平等寺の鐘楼です。
赤く塗られた派手な鐘楼はとても印象深いものがありました。あんまり見た事ないですねこんな派手なのは。
▼平等寺の本堂です。
ひとつ前に訪ねた宗心寺とおなじような色でかつ末広がりタイプの屋根でした。
▼3軒目に訪ねたのは大頂寺というお寺です、
この辺りは寺町エリアですね。富士の山裾にあるという地形上からも、信仰が盛んだったのかなと窺えます。
ここには虚空蔵菩薩というのが祀られていて、受験生やボケ防止で参詣に来られる方々がいるとの事でした。
また富士宮市の「歩く博物館」の1コースとしても設定されているお寺でもありました。
▼寺町エリアを抜けて幹線道へ。
右の高い富士宮信用金庫の建物が印象的でした。
今回はお寺が中心となりましたが、次はいよいよ分かりやすい名所を訪ねます。