大阪府門真市、大阪モノレール/門真市駅からの歩き旅です。
(2012年12月その他訪問)
▼この辺りは何度か来ているので、その時期ごとに写真を載せていきますが、まずはここからは2012(平成24)年12月訪問時の姿です。
これは駅前広場を見下ろした様子ですが、向こうへ通っているのが大阪モノレールの駅舎と線路で、京阪の門真市駅と十字交差しています。
▼門真市駅から離れて街歩きしてみましたが、これというものを見つけるのが難しく、まずはここを歩きました。
なんでタイガーなのか?と調べていたら、創業者である菊池武範氏(1895-1975)の父親が寅年生まれであった事から着ているといいますが、その「菊池製作所」が「虎印魔法瓶」の製造・販売を開始したのが1923(大正12)年の事で、タイガー魔法瓶は再来年で創業100周年を迎えます。
社名では魔法瓶が前面に出ていますが、炊飯器のメーカーとして親しまれていますね。昔、TBSの金曜夜9時のドラマでよくCMを見たものです。
創業時は大阪市内に本社がありましたが、1963(昭和38)年に門真市へ移転したとの事です。ほかに門真市に本社を置く企業としてパナソニックがあります。
▼2012年当時という事で、今から9年前になりますが、そうなると「ひと昔前」な訳で、その事がよく分かるカットです。維新の会の象徴がまだこの方であった時代でした。
▼門真市駅まで戻ってきましたが、イズミヤ門真店がありました。今もここは稼働しています。アイフルやレイクなど同業の消費者金融が接しているのもこの時期までの特徴的な様子と思います。
▼ここからは2016(平成28)年9月再訪時の様子です。
といっても日帰り温泉に寄りに来ただけですが…。
というわけで、ここ「ゆの蔵」へ来ました。
大衆演劇の見られるスーパー銭湯でしたが、残念ながらこの2年後の2018(平成30)年11月に閉店してしまいました。
「10月1日より ゆの蔵が生まれ変わります」と宣伝まで出ていて、わずか2年で閉店してしまうとは…。ライバルである「湯快のゆ 門真店」の存在が厳しかったようで、また大衆演劇をやっている関係か入館料の割高感も響いたようですね。
▼続いては2017(平成29)年の再訪時です。
この時は、宿泊をしに来たものです。
ホテル傍を散歩していた時に通りかかった一角ですが、昭和の匂いが漂ってきたので撮ったものです。
跡形だけが残っているのかと思っていましたが、少なくともこの2年前の食べログでのコメントが残っていて、そこで「夜はサラリーマンで賑わっている」との書き込みがありました。
▼この時宿泊した「門真ターミナルホテル」です。緑の建物がとても印象的でした。
門真市駅徒歩3分のアクセス至便であり、この時はお風呂は先の「ゆの蔵」へ行ってきましたが、まさか翌年閉店しているとは…でした。
▼最後に、モノレールと道路とのカットです。
いろんな角度から撮ると、色々違った形に見えますが、モノレールのある街独特の風景が楽しめる訳で、これといった歴史的な何かを見つけられなくても、ある程度風景を楽しめる街かなというところでした。