島根/安来③ 広瀬Ⅱ・渋い建屋づくし - 続々トラベルとかナントカ
広瀬の街歩きが続きます。
▼商店が並ぶ広瀬の中心地街並みから北へ逸れ、広瀬ターミナルから約1.7kmの地点で、すっかり幹線道路上を歩いていました。月山富田城を模ったかは分かりませんが、城下町のイメージを表現した「ようこそ広瀬へ」的なオブジェが建っていました。
▼この幹線道に出てくるとコンビニがありました。
広瀬の中心地街にはコンビニなど欠片もありませんでしたが、逆に郊外に出る方がこういう店や飲食店などがあったりしました。
▼ゆっくり走ろう 広瀬路
という看板もありました。
広瀬町交友会とありましたが、旧自治体の広瀬町というより、現安来市広瀬町という意味合いでしょうか。交通安全親子祈願像というのも建てられていました。
▼広瀬土木事業所
というのがありましたが、立派な建物でした。
旧広瀬町域でもだいぶ北限に来ていたと思いますが、ここに「広瀬」の名前があって、まだ広瀬なんだと思って歩いていました。
という幟が立っていました。
山中鹿之助であったり鹿之介であったり表記はいろいろですが、月山富田城の城主尼子氏の家臣で、尼子氏滅亡後の再興の為に奔走した人物で、富田城には彼の勇猛果敢な姿が銅像としてあるようです。そんな彼にスポットを当てた大河ドラマを切望する声がこうして幟としてあがっていたのですね。
この辺りくらいが旧広瀬町域の北限と思われ、この先は本格的に旧安来市域に入っていきますが、ここまで歩きでこれてしんどかったけど良かったと思います。
▼という訳で幹線道から逸れて更に北へ。
ここら辺はもう旧安来市域で、住所的にも安来市広瀬町○○ではなく、安来市○○町だったりします。
リバーサイドだったり、松並木だったり、のどかで人の気配のない所を歩き続けます(時々歩いてる人も見かけましたが)
▼静かな景色を通り過ぎてきて、完全に旧安来市内に入り、ついに来ました。
さぎの湯温泉
このエリアは安来の分り易い観光エリアであり、この一帯だけで何時間か過ごせそうな所です。
▼さぎの湯温泉のゲートをくぐって歩いてすぐに
がありました。
とっても有名なこの美術館は安来にあるという事はあまり知られていないのでは?と個人的に思ってますがどうでしょうか?
入館料が2000円以上する高い美術館ですが、入ってみればそれだけの価値はあると感じられるところです。(前に行ったのでこの時は入りませんでしたが…)
さぎの湯温泉に足立美術館があるこのエリアは山陰にあっては屈指の観光資源といっても過言ではないと思います。
安来駅から足立美術館行きの直通無料バスが出ていますが、その無料バスを帰りに乗るには美術館の入場券が必要だったりするので、その辺は要注意です。(ない場合は有料バスやタクシーなどを駆使する事となります)
▼右側に出店がありましたが「令和」記念のせんべいが売っていました。この日は令和最初の日だったのでした。
▼さぎの湯温泉で、日帰り入浴も宿泊もできる「さぎの湯荘」です。
入ろうと思って寄ってみたら時既に16時過ぎで、日帰り入浴受付時間を過ぎていて残念でした…。
▼更にはすぐ近くに
安来節演芸館
というのもありました。
安来節といえば「どじょうすくい」があまりに有名ですが、その安来節を生で堪能できる施設です。
という事で急に観光エリアに来た安来市の旅でしたが、ダイレクトに分り易く街を楽しめるのがこのエリアであり、安来市ならばまずはここをおススメです。
という事で記事を分散してお届けしましたが、令和最初の旅として安来の街についてお届けしました。