(2008年8月当時)
▼歩き旅、といってもただ小舞子海岸へ行っただけの記事です。
これは小舞子駅前の自転車置き場の傍にあった石碑で、ここに「小舞子伝説」の文章と注釈がありました。
「小舞子」という名前を見て、兵庫県の舞子海岸を真っ先に思い浮かべましたが、ホントに舞子の浜に似ていた事からついた名前だとは、よもや思いませんでした。
美川の松韻亭の主・餅田半次郎が小舞子と名づけた、という事ですが1897(明治30)年に名づけられたそうです。
▼小舞子駅前広場から。
駅舎のある方ではなく、ない方からアプローチします。
向こうにLNG(液化天然ガス)のガスタンクにも「美しい小舞子海岸へようこそ」と歓迎の文言が描かれていました。
そしてフェンスには小舞子海水浴場への案内標識が出ていました。
小舞子駅前は、DICエンジニアリングという会社の北陸工場というのがあります。
DICというと「??」と思われるかもしれませんが、大日本インキという方が名前が通るのかもしれません。
ナント!あの吉岡里帆さんがCMキャラクターに起用されているだけでなく、こんなコーナーもHPに載せられていました。
▼これも海へ向かう道の街並みの一角です。
昔は海へ向かう道の商店街として軒を並べていたんだろうか?という雰囲気を感じました。特に左側は昔ながらの家屋が残ってそうな感じでした。
▼「日本の渚 百選」の文字と共に小舞子海岸への標識が現れました。
交差点名もまさしくそのもの「小舞子」でした。
▼この橋の架かっている所にも「日本の渚 百選・小舞子海岸」の文字が見えました。見えにくいですが…。
この橋の下をくぐったその向こうは海岸そのものです。
▼橋の下をくぐり終えて、すっかり砂浜へ出てきたところです。
8月だったので海水浴シーズン真っ盛りで、少ないながらも海で遊んでいた人たちもチラホラと見受けられました。
▼海の家にcoca-colaの幟がはためいていました。
▼小舞子海岸と書かれた奥田敬和議員(1928-98)の書による石碑と、小舞子の由来の説明が書かれた石碑がありました。
奥田氏はこの旧・美川町の出身で、その縁でこの字が記され、ここに採用されたのでしょうか。1983(昭和58)年の第二次中曽根内閣の郵政大臣に起用されて以降、複数の大臣を歴任した「郷土の英雄」といえる存在です。
由来の石碑は1997(平成9)年に小舞子命名100周年を記念して設置されたものといいます。
▼さすがは「日本の渚百選」の海岸だなと感じさせられました。
いい具合に夕暮れ時に訪ねた事も幸いしたのでしょうか、まさにサンセット!という時のカットが良い雰囲気の景色に見えました。
月もちょっと出てるところが撮れました。
白山行くなら小舞子海岸、と個人的には感じました。この景色、カメラで色んなモードにして色んな効果を楽しむのも良いもんだと感じました。
▼最後は、砂浜とは対照的に緑の多い景色を。
色んな景観が楽しめるのも、この辺りの良さかなと思いました。