(2011年5月当時)
▼前回記事の富士見市と境を接するふじみ野市、前回もふじみ野市域に飛び出してしまっていましたが、今回は純然たる「ふじみ野市域」における訪問記事となります。
ふじみ野市は2005(平成17)年に発足しましたが、旧・上福岡市と入間郡大井町とが合併してできたもので、ここはその上福岡市の中心駅前という訳です。
日高屋とかあったりして、個人的に埼玉だなと感じるカットです。
▼旧・上福岡市のマンホールです。
前回記事で、同じ現・ふじみ野市を構成する旧・大井町のマンホールを載せましたが、今回は旧市のもので「かみふくおか」と表記してありました。
上福岡市は合併直前は約55,000人の人口を有する市でしたが、ここでは外周に市の花「コスモス」を、中央に市の木「キンモクセイ」を配したものとなっていました。今ではこのデザインに「ふじみのし」と書かれたものもあります。
▼街灯に八雲通り商店会という看板のついたものがありました。
街灯の間に鳥居も立っていたりして。
八雲神社というのが近くにあるため、このような名前になったそうです。
▼お次の商店街は「上野台銀座商店街」というものでした。
「ふれあいの道」と冠されていますが、街に根差した店づくりが特徴で、店同士のつながりも強い、と紹介されていました。店名リストからしてスナック系の店が多い感じでした。
▼ここは「桜通り」と名づけられた通りです。
桜の木らしきものも見受けられますが、今の時季などは特に見ごろなのでしょうか?
▼福岡中央公園
というのがありました。
真ん中に大きな時計塔があって、ちょっとした公園だなと窺い知れる雰囲気でした。
ブランコと滑り台などちょっとした遊具があって、噴水ミストになっている水遊び場もあるといい、そこそこ設備費用のかかっていそうな感じの公園でした。
ここの旧自治体は上福岡なのですが、それ以前は長く「福岡」でした。九州の福岡に対して「上」が冠されたのか?分かりませんが、
▼本通り商店会
という看板のついた商店街です。
「福岡太鼓」という郷土芸能を模ったオリジナルの銘菓が売っている店があるといいます。
この辺りは実に多くの商店街が駅前に集中していますが、シャッター商店街がほとんど見られなかったのも特徴的でした。空洞化していないというか。
▼最後は、駅前名店街なる表示のある商店街です。
「駅前」の名前を名乗っていても、なんだかここがいちばん裏道感があったように思いました。
とまあ、上福岡駅前の色んな商店街を通ってきた的な記事になりましたが、結構営業している店舗があって、賑やかな雰囲気の所が多かったです。いわゆる「かみふく」の街を流し歩きしただけでも、そこそこいい感じの旅となった気がします。