福岡県筑紫野市、JR二日市駅から二日市温泉で宿泊した様子です。
(2017年9月当時)
▼この時宿泊した温泉宿「二日市温泉・大観荘」です。
着いたのは夜でしたが、これは翌朝の様子です。
JR二日市駅からだと車で約5分、徒歩で約15分といったところです。
二日市温泉は開湯は奈良時代といわれる大変歴史ある温泉で、「博多の奥座敷」の異名を取るほど、福岡県で数少ない温泉街のひとつとして今もなお存在感を放っているというところでしょうか。
▼ホテルの横には二日市温泉の歓迎看板がありました。
天拝山(てんぱいざん)というのは、この辺りにある250mほどの低い山で、この最寄りの二日市駅の隣駅が天拝山駅といいます。
かつて菅公様として知られる菅原道真が太宰府に左遷された時に無実を訴えて天を拝したという話から、この名がついたといいます。
▼入口付近です。
いかにも立派な温泉宿という感じでした。
たしかこの時、どっかの野球部が宿にしていたようで、このスペースのあたりで夜に素振りをやっていたような…記憶があります。
▼ホテルのロビーです。
ゆったりした雰囲気でくつろげるような空間がつくられている事を感じました。
土産物屋スペースやコーヒーラウンジなどもありました。
▼ロビーから外を見た様子ですが、きれいに手入れの行き届いた庭園のある贅沢なスペースで、これまたいい所に泊まってる感がありました。
▼ゲームコーナーなんかもありました。
▼宿泊した部屋の玄関周りです。
入って右側にバスとトイレが別々についていましたが、バスは使用不可で「大浴場を利用ください」とありました。
▼部屋内の様子です。
温泉宿の雰囲気は落ち着きます。布団を敷いてくれたりなど。
▼部屋にあった和菓子です。
「万葉流麗」というものでした。
太宰府に近く万葉の頃からの歴史ある街であることが窺い知れるというものでした。
▼部屋のキーと朝食券です。
カードキーや差込みキーじゃない、昭和時代からのゴツイやつでこれも温泉宿ならではでしょうか。
▼大浴場へのタオルセットです。
「万葉といで湯の郷」と冠されていました。
▼大観荘を出て、二日市駅へ向かうところで、このような「学童に注意」の看板が残っていました。
昭和何十年代につくられたものか?気になります。昭和40年代なのかな…??
▼幹線道へ出て「二日市温泉」バス停前まで来ました。
ここには複数のバス停標識が立っていて、西鉄バスと筑紫野市の福祉バスがありました。
そしてこのバス停が真ん前にあるのは、この二日市温泉の共同浴場である「御前湯」です。ニフティ温泉にて情報がありました。入浴は250円と安価です。
▼御前湯の真向かいにあるのが、もうひとつの共同浴場である「博多湯」がありました。二日市温泉の共同浴場はこの2つだけだそうで、この界隈で宿泊せずに手軽に日帰り入浴となると、まずはこの2軒かと思います。
江戸時代幕末の万延元(1860)年創業という歴史ある温泉である事が謳われています。
入浴料は350円とされていますが、歴史ある温泉の割にSNSフォロワーは330円という柔軟性も持ち合わせていました。
▼先に二日市温泉バス停の写真をあげていましたが、歩いて行ける距離でもあり、結局は二日市駅前まで歩いてたどり着きました。ただしここは裏手です。
この駅は裏手から反対(駅舎のある側)へ回るのがひと苦労で、駅が目の前に見えてるのに、とんだ大回りをさせられる事となりました。
大回りはさせられましたが、彼岸花の咲き誇る良い光景が見れました。偶々お彼岸時期に来れたことにより、ここの最高の眺めとなり、実に良かったです。