(2007年4月当時)
池田駅の真ん前から北へ伸びている道路で、幹線道の両サイドにビルが続く街並みとなっていました。この写真から13年経ちますが、どれほど変わったことでしょうか。
▼上の写真の通りを少し進んだところです。
動輪のようなオブジェクトがありました。これは「石の華」というものだそうです。
池田市では市制50周年記念事業として、市内全域に50人の彫刻家による52か所の石彫が製作されたといい、この通りだけでそのうち16ヶ所に石彫が配されてます。
駅前通りといえど、お店やマンションばかりではなく、住居もあるようでした。
▼そんな池田駅前の通りは「さくら通り」と名づけられていました。
桜名所である五月山公園までの通りをこう呼んでいるようです。
▼池田職安前という交差点がありました。
職安こと職業安定所が「ハローワーク」と呼称されて久しい時期でありましたが、それでも「職安前」という名を貫き通しているのは素晴らしいものがあります!?(単に変更が面倒だっただけ?) 今現在でもこの交差点名は変わっていないようです。
▼池田城山町という交差点です。
池田は城下町として歴史がある街で、また戦火を免れた事もあり、昔の面影が色濃く残った街でもあるといいます。右向こうにもそんな佇まいの片鱗が見られましたが、そんなに情緒深い街と知らずにここへ来たので、あまり深く訪ねる事が出来ていませんでした。
今度行く機会があるなら、是非ともそのあたりの街並みの深さを堪能したいと思います。
▼小高い丘の上にある池田城へ行き着こうとして、階段を上ろうとすると、階段手前の柵で封鎖されていました。残念…
▼池田城跡の写り込んだ様子です。
傍まで行くことができなかったので、このように下から見た方が返ってよく見えました。
標高50mの高台に位置する、という事で、先に写っていた階段を昇れば行き着く程度の高さではあります。
築城が室町早期の建武年間で1334年説がありますが、廃城も早く1580年前後の天正年間の説があります。
平成に入った1989(平成元)年から整備がなされ始め、模擬櫓台が最も象徴的な建物として建設されています。堀、井戸、土塁などは城跡公園の整備と共に遺構として整えられ、2000(平成12)年に公園としてオープンし、今年で20年になるといいます。
池田といえば、カップヌードルミュージアムがあまりに有名ですが、それがここにある事を知らずに訪ねた為、勿体ないことをしてしまいました。