(2011年3月当時)
▼筑前前原駅前のレンガ色のビルがインパクトがあって撮ったものです。
ここはジブラルタ生命とか入っていましたが、多くの部分が貸店舗の表示がなされていました。
▼駅前の通りのひとつで「イリスロード伊都」という商店街がありました。
IRISと綴ってアイリスではなく、イリスでした。
伊都というのは「魏志倭人伝」にある伊都国の事で、ここに伊都国があったとされています。
▼イリス伊都商店街を入ったところで、こんな店店がありました。
左手前はスナック商店群で、向こうには個人商店が続いていました。
▼更にイリスロードを進んでいきました。
建屋も渋い個人商店が続いていて、昭和から変わってないんだろな?と思わされました。
▼まえばる宿 人馬継所跡
とありました。
前原宿は唐津街道の宿場として、大名行列や旅人で賑わっていたとあり、人馬の交代の箇所であったとされる所です。ここは宿場町ではありましたが、旅籠の数は少なく、一般の民家が宿泊先として充てられていたといいます。
この説明板が平成6年のもので、自治体名も当時の「前原市」表記となっていました。
▼前原中央公園に入ると、ここにはいろんな施設が集まっていました。
ここではさすがに現在の自治体名「糸島市」が上から貼られていました。
▼上の写真の右下隅にちょこっとあった「伊都郷土美術館」です。
1986(昭和61)年に、地元の彫刻家故・原田新八郎(1916-89)氏より当時の前原町へ作品が寄贈されて開設されたもので、1Fには絵画、2Fには塑像と大きくこう分かれているといいます。
ちなみに入場は無料です。
▼美術館の隣の「伊都文化会館」で、この辺りでは最も規模の大きな施設です。
ホールは800人収容可能で、中小ホール規模のコンサートならできる施設です。
▼こちらは糸島市図書館です。
蔵書数は65,000とされており、市内にはここ以外に2か所の図書館があります。
▼ここは老松神社という神社です。
ここでは毎年初めに追儺祭(鬼すべ)という鬼の面をかぶった氏子らが「鬼じゃ鬼じゃ」と言いながら街中を練り歩くというユニークな祭りが行われているといいます。
1910(明治43)年にこの地に移設され、写真の拝殿は1967(昭和42)年に建て替えられたものだそうです。
▼老松神社を出て、再び街へ。
この右側の建物が渋すぎると思い、ついつい撮りました。
冒頭では駅前商店街の写真をつけていましたが、ここでは幹線道としての駅前通りです。やはり市の中心の駅前通りらしい佇まいでした。
▼最後に、糸島市役所です。
白を基調としたとても立派な建物でした。
そうは見えないのですが、間もなく築50年を迎える建物であり、1970(昭和45)年11月の築であり、この当時でもすでに築40年以上を経過している状態でした。
そして、新庁舎建設計画が上がっており、2023~24年にかけて建築される見込みとどこかのサイトで見ました。
次も糸島市の記事第2弾としますが、4年後の再訪で前原駅前でも別の場所につきお送りしたいと思います。