宇都宮は、栃木県の中部に位置し、人口は518,829人(2020.8.1現在)で、栃木県の県庁所在地であり、北関東最大の都市でもあります。
「餃子の街」として全国的に有名で、駅前には多くの餃子専門店が軒を並べています。
-JR宇都宮駅-
・路線 JR東北新幹線(東京-新青森間)
山形新幹線(東京-新庄間)
東北本線(東京-盛岡間)
宇都宮線(東京-黒磯間)
日光線(宇都宮-日光間)
・開業 1885(明治18)年7月16日
・訪問 初訪問-2000(平成12)年1月
・1日あたり平均乗車人員 37,724人/日 (2019年)
・近隣の都市駅 (東京方面) 小山駅⇒隣駅 ※新幹線(東北・山形共通)
(新青森方面) 那須塩原駅⇒隣駅 ※新幹線(東北・山形共通)
(東京方面) 小金井駅⇒4駅 ※在来線(宇都宮線・東北本線共通)
(盛岡方面) 氏家駅⇒3駅 ※在来線(宇都宮線・東北本線共通)
(日光方面) 鹿沼駅⇒2駅
・鉄道での所要時間 東京駅から:53分
大阪駅から: 4時間3分
※AM9:00発での最短時間
▼まずは在来線のホームからの御紹介ですが、この写真は2006(平成18)年5月当時のものです。
ここ宇都宮へ初めて来たのは、今から20年前の2000(平成12)年1月の事ですが、当時はミレニアムって言葉が流行っていたのを思い出します。同時にそれが初の栃木県訪問でもありました。
それから6年後の姿がこの写真のものです。
1885(明治18)年開業という長い歴史を持つ駅です。この年はというと、伊藤博文が初代の総理大臣になった年で、また中国と天津条約を結びましたが、当時はまだ「清国」の時代でした。その後日清戦争の頃もそうでしたが…。
北関東最大の都市・宇都宮市の中心駅なこともあって、駅利用者数も北関東3県で最多の人数を誇っています。
▼この写真は少し後の2012(平成24)年当時のものです。
そんなに様子は変わっていないとは思いますが、在来線ホームは3面5線あり、5番線と7~10番線という変則的なナンバーリングで、6番線は貨物列車の待避線です。
▼続いて新幹線ホームです。
こちらは2017(平成29)年当時のものです。ハングルが振ってあります。その上は同じ感じですが、中国語対応でしょうか。
新幹線の駅としても両隣は「那須塩原」「小山」といずれも栃木県の駅です。
新幹線が開業したのは東北新幹線が開業したのと同時の1982(昭和57)年の事です。それまで東海道・山陽しか新幹線がなかったものに、新しく誕生した訳で、ある意味歴史的な出来事だったといえます。
▼ホームから新幹線が発つ時の様子です。
新幹線ホームは2面2線と最低限の規模でした。
▼これも2017年当時の写真ですが、この時「とちぎ技能五輪・アビリンピック」という「ものづくり」におけるイベントが開催を控える時期で、この時には「あと199日」という表示がなされていました。
▼同じ2017年、駅構内にてLRT(Light Rail Transit)の広告ポスターがありました。富山にある「ライトレール」ですね。
2017年度に着工し、2022年3月開業というスケジュールを発表しているそうで、順調ならば今から1年半以内に開通するという訳です。優先開業区間としては宇都宮駅から本田技研北門までの約15kmだとか。
▼これは2006年当時の写真になりますが、駅構内のコンコースの様子です。
長らく変わっていないようで、中のお店は多少変わったかもしれませんが、大体の形は今も同様かと思います。
▼これも2006年当時ですが、新幹線ホームの改札前です。
東北新幹線の駅として初めて新幹線が開通しましたが、その後山形・秋田新幹線も開通し、これら共通の停車駅となっており、東京駅からだと新幹線で1時間弱で到着し、停車便もそこそこ多くあります。
▼これも2006年当時の駅西口出ての目線カットです。
実に色鮮やかなカットで撮れたのですが、これらビルの下の階には大抵、餃子のお店があるくらい、とにかく「餃子の街」でした。
▼これは上の写真の6年後、2012年当時の駅前広場を含めたカットで、ビル群はある程度前回との比較ができるかともいます。
看板も幾分変わっていて、また大きな特徴としては消費者金融系が真ん中より左側のビルには見られなくなり、右側のビルには複数入っている感じでした。2006年当時では左側のビルは消費者金融づくめでしたが、だいぶ変わっていました。
駅前広場は駅2Fから出たペデストリアンデッキから階段が下りて、バスターミナルになっています。
▼こちらは2017年ですが、東口の駅出口歩道橋から見下ろした様子です。
「宇都宮餃子館」として単体の建物がありました。
ビヤホールのエリアもあったりして、この時日の暮れないうちからビールを飲んだり、餃子館ではいろんな味の餃子を食べ比べしたりしてました。
▼再度西口へ転じてこれも2017年ですが、駅2F出口と直結している「ララ・スクエア」という複合照合施設がありました。中のテナント店はここに出ている感じでした。
しかし、このララ・スクエアはことし2020(令和2)年1月末をもって営業を終了し、2月からは日本エスコンの運営する「トナリエ」として新たなスタートを切りました。
▼2006年当時の宇都宮駅の駅舎です。
今もほぼこれと同じ形です。
1980(昭和55)年に6代目の駅舎として建てられて以来、40年になります。
これが北関東最大都市の中心駅です。ちなみに東武にも同じ宇都宮駅がありますが、少し離れた場所にある別物です。