(2018年2月当時)
▼冒頭の駅記事リンクは2008年5月訪問時のものでしたが、この当時駅以外の周辺をよく歩いておらず、載せる写真がめぼしいものが無い為、今回記事はその10年後にあたる2018年2月再訪時の写真にてお送りします。
まずは江南市の観光マップから。
「江南市ってどんなところ??」
が分かる形になっていますが、位置的には愛知県の北部で岐阜県各務原市と木曽川を隔てて接しています。
「藤かおる 武功夜話のふるさと」と冠されていましたが、春には藤まつりなども行われる旨の記載もありました。
全国に名を轟かせるような観光名所は見受けられませんが、観光資源はそれなりにある所かと思います。
ちなみにここ江南駅はこの地図のほぼ真ん中に位置しています。
▼「駅東」と立派なゲートの建っている駅前商店街の入口です。
「天神」とあるのは、北野天神社というのがここから徒歩約3分の地点にあるためで、この道はいわばその参道であり、このゲートは参道入口を示す鳥居の役目を果たしているのかなと。
▼ゲートをくぐって商店街に入っていきます。
歩道のみ屋根のついた商店街でしたが、屋根の布がキッチリ張られている所と、ボロボロになった所との落差が激しかったです。
▼これも商店街の一角ですが、商店のサイドから屋根付きで下りた階段が妙に印象的でした。
▼駅前商店街入口のゲートの「天神」にあたる、北野天神社へ来ました。
筆の神様、として字の上達や合格祈願などで参拝客が多く訪ねる神社だといいます。鳥居脇に筆が祀られているのが見えます。いわゆる「天神さん」なので祀られているのは菅公さまこと菅原道真公です。
毎年1月中旬に「筆まつり」が行われ、これは1964(昭和39)年にスタートしたそうですが、長さ4m、重さ約50kgの筆が引き回されるといいます。
▼拝殿に向かってのカットです。
両サイドの「奉納」の部分に狛犬ではなく、筆やら牛やらが乗っかっているのがビックリでした。それも全く対照ではなく、バラバラな姿でした。
ちなみに牛は「願かけ牛」とよばれるものと思います。
▼拝殿です。
そんな荘厳な感じではなく、こじんまりとした建物でした。
手前のおみくじが実に沢山結ばれていました。
▼絵馬が沢山ありました。
イラストはやはり「筆」がメインで、大きな重い筆が車に乗せられ引き回されている様子です。
▼北野神明社の説明板です。
木製の「由緒」みたいなのもありましたが、かなり読みづらくてここに載せるのも控えました。という訳で代わってこれを載せます。
「勉学はもとより、どんな願いも叶えられる」とありました。筆まつり大祭は1月の第3土日に行われます。今年は1月はまだいわゆる「コロナ禍」状況ではなかった為、行われたそうです。
▼北野天神社を出て、再び街へ。
ここは江南市消防本部で、下の暗い部分に消防車両が停まっていました。
コンクリート色そのままに近い建屋が渋かったです。
▼この記事では最後の写真ですが、江南駅から南隣の布袋駅(江南市)へ、ひと駅分歩いて行ったのですが、江南市役所をさらに南下したところで、この猫を見つけました。
どこかからゴミ袋を漁ってきて、まさにその中身にありつこうとしてたところでした。
たまたま通りかかった時に目が合い、このゴミ袋(餌)を守ろうと睨みつけてきたり、前足で踏みつけて「取らせないぞ!」とこれまた怖い顔で威嚇してきたり。観光よりこの猫と遊んでた事が結構、この江南での思い出かもしれません。