続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

新潟/柏崎 ブルボンのふる里

 

新潟県柏崎市JR柏崎駅前の風景です。

(2005年11月当時)

 

柏崎駅前通りの左側すぐにあったブルボンの本社工場です。

駅記事でも触れた通り、柏崎といえばブルボンです。

昔、ブルボンのお菓子を食べていた時に裏面の製造地等に柏崎市の地名を見たのが、この柏崎を知った最初だったのを覚えています。

ブルボンは「bourbon」でフランスのブルボン王朝が語源とされているようで、一方、お酒のバーボンも「bourbon」で全く同じ綴りです。こちらはアメリカのウイスキーという事で、同じ綴りでも語源の国が違うのですね。

このブルボンの駅前工場はその後撤去され、 2015年に新本社機能として13階建てという市内で最も高い社屋が建てられていますが、この工場がいつ解体されたのか?がなかなか情報が出てきませんでした。

もう15年も前の写真ですが、在りし日の姿をこうして残して置く事ができて良かったなと思います。こういうのが昔訪問したものを記事として残す意味なのかな、とも。
                                                                                                                                                                                                                                                                                             

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柏崎駅前通りの西側にあった歌碑です。

良寛の弟子という貞心尼(1798-1872)の詠んだ歌です。

貞心尼は長岡藩士の娘として生まれ、良寛の弟子として良寛研究の一環で有名になった人物だそうで、本来ならばそれほどスポットを浴びる人物ではないだろうし、生前も有名な人物として認識されていたという事はなかったのでしょうね。

この歌ですが、貞心尼が長岡へ帰郷した際に、桜が散ったのを見て雪が地面を覆っているように見えた情景を詠ったもの、とされています。

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▼駅前の商店街です。

この記事の写真全部がそうですが、会社の出張からの帰りでデジカメを持ってきてなかったので、写ルンですを急遽買って撮ったもののせいか、全体的に色が渋めになっています。

昔ながらの歩道部屋根つき商店街ですが、駅仲通り商店街といい、この道を潮風ロードといいます。柏崎駅からこの通りを経由して、600~700m程北へ向えば日本海へ出ます。

 

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柏崎駅前通りがこの標識での県道37号にあたり、駅から北へ約10分歩いた所で、左を向くとこんな感じです。

柏崎アクアパークなどへ行き着くという事です、少し距離はありますが…

アクアパークとは「水に親しみ 水に集う」施設という事ですが、現在は新型コロナウイルス対応で閉鎖しています。しかしながら、次週5/18(月)から一部施設が解禁されるそうです。

 

aqua.ksz.or.jp

 

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柏崎ではブルボンの工場を見たのが最大インパクトでしたが、今では13階の高層社屋になっているという事でそれも見てみたい気はします。

このニュースが出た時は観光誘致になるか等と書いてありましたが、娯楽や商業施設でもない限り、こんなので誘致にならんだろう、と思ってしまいました。

この時は駅前をチラッと歩いただけだったのと、ものすごい強風で散歩もままならなかったのがありました。リベンジを兼ねていつかもっと柏崎らしいものを見つける旅に出てみたいものです、コロナ騒動が落ち着くのはいつの事やら…ですね。