続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

東京/国立 クニタチのコクリツ大学

東京都国立(くにたち)市、JR国立駅周辺の様子です。

(2008年7月当時)

●マンホール

国立市のマンホールです。

国立駅の駅舎と大学通りの桜並木とか。大学とは一橋大学です。

一橋大学って個人的に当初は私立大学だと思っていましたが、その名前からまさか国立大学だなんて全く思ってなかったです。

そんな到底国立大学と思えない名前の大学がある市だから国立市というのか、と思っていました(全然違います!)が、実際は国分寺と立川の間で、それぞれを取って「国」「立」な訳です。

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大学通り

今からちょうど10年前の姿ですが、国立駅からの駅前通りがそのまま大学通りで、一橋大学までの道を往きました。

国立市という所に来て、どこへ行こうかなと思っていましたが、駅に着いたら一橋大学が近くにあるというので、そのまま駅から歩いてここまで来ました。

東京の市部中心地の駅前とは思えないのどかさがそこにはありました。休日でもあり大学生で賑わっていなかった事もあり余計にそうでした。

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一橋大学 入口

この国立市で訪ねたのはここ一橋大学ぐらいです。

1875年に森有礼が「商法講習所」を源流として開設され、大学としては1920年に「東京商科大学」として設置された社会科学系では日本で最古の大学です。

その後1949年に学制の改正で、大学名を学生からの投票により決定され、現在の一橋大学になったとあります。普通国立大学であれば、県名や市名などの何かしら地名が入っているものですが、ここは全然そういうのがなくてかなり名前的に異質感があります。

キャンパスはここ国立市が本部で、他に東京都千代田区小平市にもあります。

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●キャンパス内を往く

大学キャンパス内といえば、こういう「立て看板」が立ち並んでいる、というのが個人的なイメージのひとつです。自分自身もこれよく書いていたので愛着がありますが、後の時代になってもこのような文化が続いてるのは嬉しい事です。

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●佐野善作像

この一橋大の前身である「高等商業学校」を卒業し、初の生え抜き校長となったのがこの佐野善作(1873-1952)氏です。

1920年には大学として、東京商科大学に昇格した現在の一橋大学の初代学長にも就任しています。

そんな一橋大学の礎を築いた人物として銅像が立っていました。

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●付属図書館

真ん中が高くなっているいかにも威厳のありそうな建物です。

高木群に隠れてなかなかうまく撮れませんでした。

一橋大学を象徴するような素晴らしい建物、と個人的には思っています。

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●兼松講堂

2009年に国の有形文化財に登録された建物です。

1925年に現・兼松の創業者の遺訓に基づいて建てられたものといいます。入口が半円状のアーチが3つ並んでいるのが素晴らしく、この部分は遠くから見るとなんて事がないように見えますが、近くで見ると結構荘厳な印象でした。

この大学はレンガ造りの歴史ある建物が数多い、そんな印象が強かったです。

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●東本館

これまた登録有形文化財である素晴らしい建物です。

付属図書館の前年1929年竣工とあり、間もなく90周年を迎えようかというまたもや歴史ある建物です。

建物そのものも立派ですが、扉前の庇の部分が3方向アーチの付き合わせ感がまた素晴らしいと感じました。

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一橋大学の建物ばかりに目がいってしまいましたが、歴史あるこの国立大学は、再来年2020年には大学として100周年の記念すべき節目を迎えます。

簡単ですが、国立市のようすでした。