神奈川県藤沢市のJR藤沢(ふじさわ)駅です。
藤沢市は、千葉県の中南部に位置し、人口は429,317人(2018.4.1現在)です。いわゆる湘南地域で最大の都市で、神奈川県では横浜、川崎、相模原の各市に次いで県内4位の人口を誇り、「江の島」の存在があまりに有名な市です。
-JR・小田急・江ノ島電鉄/藤沢駅-
【路線】JR東海道本線(東京-神戸間)
小田急江ノ島線(相模大野-片瀬江ノ島間)
江ノ島電鉄線(藤沢-鎌倉間)
【開業】JR-1887年7月11日
小田急-1929年4月1日
江ノ電-1902年9月1日
【訪問】初訪問-2004年9月
【1日あたり平均乗車人員】 JR-108,205人/日 (2016年)
小田急-164,255人/日 (2016年)
江ノ電-22,769人/日 (2016年)
※ 小田急、江ノ電は乗降人員
【近隣の主要駅】 (東京方面)横浜駅→3駅
(神戸方面)茅ヶ崎駅→2駅
(相模大野方面)大和駅→8駅
(片瀬江ノ島方面)片瀬江ノ島駅→3駅
(鎌倉方面)江ノ島駅→5駅
●駅名標周辺
ここへ初めて訪ねたのが2004年の事でありますが、当時写真が見るに堪えない状態であった為、今年3月に再訪して今回記事用に撮りました。なので今回記事の写真は今年3月のものです。
JRでは東海道本線に属していて、横浜駅からわずか3駅というアクセスの良さで、小田急や江ノ島電車なども通っている神奈川県の拠点駅のひとつです。
新幹線駅からのアクセスでは、新横浜駅から約35分といったところで、やはり新横浜から横浜駅までのアクセス時間が多少かかるので、その分上積みされる格好となります。
JR、小田急、江ノ島電車とそれぞれで別ホームになっています。
ここではJRホームのカットを載せていますが、JRでは2面4線となっており、他の路線と面線数を合算すると6面8線にもなり、それはやはり大きな駅だな、となります。
●湘南カラーKiosk
駅ホームのど真ん中にデンと置かれた電車の建物がありました。
これがKioskになっています。オレンジと緑の湘南カラーはインパクトがありますが、JRの電車として真っ先にイメージする柄のひとつではないかと思うくらいですね。それがこのように堂々と立っているのがなんとも印象的でした。
関東の都市部の駅前によくある構造ですが、このような2F部分に長い通路が通り、いくつもの階段が下りていて、バスのりばへ下りたり、向かいの大きな商業施設などに繋がったりしているタイプの構造です。
向かいの右側にあるのは小田急百貨店です。小田急百貨店と聞くと、神奈川県中心に手広く展開しているのかなと思っていましたが、調べてみると百貨店では新宿と町田とここ藤沢のみで、神奈川県ではここしかないという事実に驚きました。
ちなみにこの小田急百貨店は今月から全面改装が行なわれ、来年春に開業予定だそうですが業態転換になるほどのレベルの改装だそうです。
2F通路はかなりの長さで駅前広場1周分をぐるっと囲むように続いています。
高層ビルが立ち並び商店が数多く、タクシーもですがバスも多数行き来しており、さすが都会というその一言でした。
●駅前通り
東京の都市部の駅前の通り同様に、駅前の通りが高層ビルに挟まれて各商業施設が両サイドに並び続け、という風景が広がっています。
●藤沢駅 駅舎
2F出口からの通路がかなり広くて、駅の全貌を撮るのが難しかったのですが、駅舎から距離を置いて撮れば全体像が大体分かるかな?という感じで撮れました。
江ノ島電車では鎌倉へ行けますが、この路線は40年ほど前に廃止間近で風前のともしび状態でした。そんな折、往年の人気TVドラマ「俺たちの朝」で沿線駅が舞台として使われた事で、人気を吹き返し現在も存続しています。このドラマがなかったら今頃、この記事でもこの路線について触れていなかった事と思います。
また、小田急ではここから3駅の「片瀬江ノ島」駅から江の島まで歩いて行けます。
江の島=藤沢市というのがなかなか結びつかないかもしれませんが、江の島へのアクセスはまずここ藤沢という事で。