(2011年2月当時)
●駅前通り
銚子駅前のメインの通りです。
幅の広い道路が通っていてかなり都市感のある雰囲気でした。人口6万の街の割には都会って感じでした。やはり観光地的な要素が強いからでしょうか。
沿線が普通に流れる都市という感じが続いていく中で、この銚子というシーサイドな、街なかを外れた感じが観光地な感じなのでしょうか。
●しおさいの郷
と銘打たれた観光案内板が出ていました。
先っぽほとんどが海に面している感じで、街も海の近くに広がっていて、拡大されているのは銚子駅付近です。海を眺めるのが必然ともいうべきか。
千葉県で醤油といえば、野田が有名ですが、ここ銚子も駅前に複数の醤油工場があって、これもそのひとつです。レンガ塀に大きなサイロが特徴的です。
野田と銚子で醤油づくりが盛んなのは、どちらも利根川が流れていてその水運が関係しているそうです。江戸時代からその流れを利用する形で発達し、また千葉県で全国の醤油の40%を生産しているそうです。
細い路地に出て風情のある空間へ。
昭和時代もこんな雰囲気だったのでは?と思わせる通りでした。
●銚子商工会議所跡
銚子商工会議所は1936(昭和11)年この地に千葉県下初の商工会議所として誕生したもので、1980年までここで活動し、以後別の地へ移転して現在に至るといいます。
という事で銚子港まで来ました。
ここではプレジャーボートの係留禁止区域の表示などされていました。
銚子漁港は年間水揚げ量が日本有数レベルで、2011~2013年の間は3年連続で1位を記録したベストオブ漁港です。2013年は214,000tあまりで2位の焼津漁港は160,000tあまりとかなりの差をつけてのトップを記録していました。
とにかくたくさんの船が停まっていましたが、船っていろんな線?が複雑に入り組んでいて、写真を撮るには実に絵になるなと感じさせられるものです。
水揚げ港日本一の漁港だけに船の数もハンパないというところですし、漁業というものがまだまだ活発に行われている事を感じさせられます。
●伊勢神宮
千葉県にあった伊勢神宮です。
いわゆる「お伊勢さん」といわれる神社は「神明社」というもので全国に4,000も5,000もあるといわれています。これもその中のひとつでしょうか、その中でも伊勢神宮と称されているところです。三重県の伊勢神宮を総本宮とする神社ですね。
漁港とは違った雰囲気の海沿いの道です。
海伝いに町が展開されていて、海辺の風景も場所によって全く違った顔を見せてくれます。
そしてこんなブリッジも見えたりします。
これは「銚子大橋」というもので、橋長1,200m余りの巨大な橋であり、県を跨いで茨城県神栖市と繋がっています。この橋の向こうは茨城県なのです。
1962年に開通した当時は国内最大級といわれていました。当時の総工費で8億5千万円だそうで、これを当初30年で償還する予定であったものが、予想以上に交通量が多く結局12年で償還されたそうです。
桃鉄やっててこれが出てくると嫌な気分になりますが、進むにつれてキングボンビーやメガボンビーなどシャレにならないものが出てきて、それらを見るとこのノーマルなボンビーはかわいく見えるものです(笑)
で、これは上に鳥が載っている「鳥バージョン」という事ですが、犬版も猿版も他の場所にあるそうです。ハドソンと銚子電鉄が提携してこれを造り、沿線駅にもあるそうですが、このように街なかにもありました。
最後はコレです。
かまぼこでお馴染みのヤマサですが、ここ銚子では醤油工場があります。
そしてここの名産ともいうべき?この「しょうゆ味」のソフトクリームが銚子駅前で売っていました。
しょうゆとソフトクリーム??と想像もつかずにためらいましたが結局買って食べました。クリームを食べながらほんのりと醤油味が感じられ、意外とマッチしていました。全然ありですね!銚子以外の別の街でもあるようですが、個人的には銚子=このしょうゆソフトクリームですね。ヤマサ醤油の工場見学センターの売店で売っています。