山口市ではJR新山口駅をupした事がありますが、新山口は平成の大合併までは、山口市ではなく、「小郡駅」の名で、郡部の駅でした。
今回の山口駅は旧・山口市内の中心駅ではありますが、山陽本線からそれている為、本線上の新幹線駅でもある小郡が山口市になってからは中心地が取って代わられた感があります。それでも旧山口市の中心駅の名残が感じられる、そんな山口駅に触れたいと思います。
-JR山口駅-
【路線】JR山口線(新山口-益田間)
【開業】1913年2月20日
【訪問】初訪問-2000年4月
【1日あたり平均乗車人員】 1,656人/日 (2013年)
【近隣の主要駅】 (新山口方面) 湯田温泉→隣駅、新山口駅→7駅
(益田方面) 津和野駅→13駅
●駅名標周り
ここに初めて来たのは2000年4月の事でしたが、以後は2009年にバス移動の途中で寄ったぐらいで、この度2015年8月に久々にまともに訪ねて、撮ってきた写真を中心に本記事ではお送りしています。
山口県の県庁所在地・山口の市名を名乗る駅ですが、山口県で最も人口が多いのは下関市であり、また山口市においても旧郡部であった新山口駅の利用者数の2割程度しかない状況にあります。やはり、山陽本線からそれている部分はかなり大きいと思いますが、山陽本線上の新山口と山陰本線の益田とを結ぶJR「山口線」の真ん中にあるというロケーションであり、こんな所が県の中心的部分という事に驚きを感じました。
「のりかえ」にJRバスが挙がっていますが、電車では他都市へのアクセスがいまひとつという事でしょうか。新山口から萩へのバスがあり、ここで途中停車したりします。この時刻表のダイヤ的には1時間に1,2本程度あり、思ったよりは本数あるな、という印象ではありました。
2面3線のホームです。濃いオレンジ色の電車が印象的でした。
複数路線を有する大規模駅ではないものの、大きなホーム上の屋根には県の中心的なものを感じました。
時に6時20分頃となっていますが、この時は島根県の益田へ向かうべく早朝から出発しておりました。益田までは2時間あまりかかります。

●山口駅まわりMAP
「大内文化華やかなりし 西の小京都」とあります。
駅前にはお寺が多く、寺院めぐりにはうってつけの街だと思います。実際2000年春に初めて訪ねた時は、レンタサイクルで寺めぐりをしてました。

●跨線橋内
三角屋根の橋で、幅はそれほどは広くないです。窓と掲示板があるくらいで、電光掲示の時刻表等はありません。

●跨線橋より
停まっていた電車が2台ありました。
オレンジのと黄色のと。右側のは新山口からきたものと思われます。左側は、この時益田へ向かうべく乗った電車です。
駅舎側のホームに立っていた、右からの文字の駅名標です。古都である雰囲気を強調するものとして象徴的なものといえましょう。新山口駅の記事に載せましたが、ここも同様に「りほごお」の駅名標があり、まさに姉妹品です(^^
その下にローマ字が普通に表記されているのがまた面白いです。
駅舎側のホームの様子です。
こちらは島式ではなく、幅が広く取られている感じです。
小さな幟?で「りほごお-のわつ」(小郡(=現・新山口)-津和野)の表示が並んで吊下げられていました。
駅舎外に並んでいる「幸せ運ぶ 大内人形」です。
左側は「フシノのお殿様」、右側は「フシノのお姫様」とありました。
「フシノ」とは山口盆地を南北に流れる「椹野川」の事で、これらは一対ものに見えますが、当初はお殿様の方だけが2008年に造られ、その後「お殿様だけでは寂しい」ということで、2011年になってお姫様も造られたという事です。
地元の伝統工芸という事で、この人形は直径1.5m、台座からの高さは2mあるそうです。
年に一度は清掃されているようで、年末には地元の新聞記事になっていました。こういうものがあるのとないのとでは、全く違いますね。まさに華を添える、という感じで。
という名のうどんそばのお店で、駅舎内にあります。
この駅に着いたのは昼間で営業時間内ではありましたが、空腹状態ではなかったので食べられませんでした(xx 山口といえば下関でふぐ入りのうどんを食べた覚えがありますが、ここのお店は地産地消をウリにしているようです。
ところで、メニューの部分含め、「円」とは書いてあるものの、価格が一切表示されていないのが妙に気になります(笑)
営業時間が19時まででありながらラストオーダーが18時30分、その差30分という居酒屋のような間隔が取られていますが、即席のうどん屋さんではないのかな?と疑問が。入らなかったので全然分かりませんが、こうして後から見ると色々突っ込みどころ満載な感じでした。

●山口駅 駅舎
新山口の駅舎に比べると随分とこじんまりとした駅舎で、建屋の色は新山口が白に対して、こちらは茶色です。
中国地方の県庁所在地の中心駅で最も低い駅舎で、一応2階はありますが実質使われていないようでした。見た目が平屋で低く感じられる1層2階というべき建屋です。
それだけに「のんびりとした県都」を逆に味わえるというものかもしれません。


●駅前通り
2000年に初めて来た時は、「県庁所在地ながら低い建物が続く駅前」のイメージが強く、右側手前のマンション等があった記憶がありませんが、とにかく県都の駅前通りとは思えない道路、と思っていました。滋賀県の大津にも同様の印象がありますが…。
中心的なエリアはここから10分ほど歩いた市役所周辺かと思います。この時泊まったホテルもその辺りだったのですが、この駅の真ん前だけ見てるとホテルも見受けられず、かつて郡部であった新山口よりも寂しい印象を持ってしまいます。
しかし、逆に渋い街であり、3km圏内で様々なお寺や塔など巡れるので、レンタサイクルで行くぐらいが丁度良いかと思います。この時は早朝出発でゆっくりできませんでしたが、次行く事があればじっくり街並みを堪能したいものです。





