千葉県富津市、JR大貫駅からの歩き旅です。
(2011年10月当時)
●駅からの道
大貫駅を西へ出てすぐの所、これを向こう(南)に歩いていきます。
左に印象深い建物が見え隠れしています。
駅からまっすぐの通りはないものの、これに近い角度の通りはありました。しかし今回は線路に沿う形で歩いてみました。
上の写真の左側に見えていたのはこの建屋です。
2枚の写真で随分と色が違っていますが、カメラで撮った時のモードの違いによるものです。
で、これが何の建物かと思ったら「君津信用組合」の大佐和支店というものでした。
1962年設立という事で、この2011年当時は50周年を迎えるという時期であったので、「おかげさまで50周年」とありました。
それにしてもこの金融機関らしからぬ建物、、素晴らしいです。
この大貫駅前、富津市の中心駅的な位置づけとの事ですが、どうもそんな感じを受けづらい、のどかな雰囲気で、富津ならではのものに何か触れられないか?と思いながら歩いていたところ、このような看板に出くわしました。
「ようこそ!!大貫中央海水浴場」と。海があるのか!と思い、進んでみましたが、少し歩いただけでは全然分かりませんでした。実際には700~800m程あると後で分かりましたが、あまり時間もなかったので、海に行き着けそうにない雰囲気であれば、この辺少し歩いて引き返そうとしていました。実際ほぼそうなりましたが…
海水浴場入口の看板に従い進んで行ったのですが…
風景はただ寂しくなっていくばかり、これはちょっとこの先期待できない感が一気に襲ってきて結局は途中で引き返してきたのでした。
下側の写真は少し盛り上がっていますが、特に古墳でも何でもないようです。
複合商業施設、という事になるでしょうか。大貫駅から徒歩4分の所にあるこじんまりとした建屋です。
検索してもなかなか情報が出てこないのですが、ローカル感がいい感じでした。下の「まさこ」というお店は14時からやっているアットホームな居酒屋、と口コミにありました。
こういった地場の居酒屋で飲食する、というのもその街を楽しむ方法の大きなひとつではありますね。
上の写真の「大貫会館」が向こうに小さく見えるこの地点で、小さな看板が外れた形で置かれていました。
「市民斎場 とわの…」まで見えていますが、「とわの杜(もり)」です。
現在も市民斎場として営業していますが、この隣駅の佐貫町駅から徒歩1分の地にあり、この辺にあるものではありません。書いてある住所?も「佐貫町駅前」と、現在の場所にあるものでした。
何故ここに置かれているのかは分かりませんが、かつて使われていたであろう看板を目にすると色々と感じるものがあります。
海岸への道を引き返してからの大貫駅前へ戻ってきたところです。
右に隠れている部分が大貫駅になります。
海岸への道と比べるとかなり都会的に見えて不思議な感覚になりました。
これというものなく発つ事となりましたが、大貫駅周辺の景色はこんな感じ、という事だけでも知って頂ければ幸いです。今度行く事があれば、せめて海岸ぐらいは行っておきたいものです。