千葉県市原市のJR五井(ごい)駅です。
市原市は千葉県の中央部に位置し、人口は267,102人(2014.7.1現在)で、Jリーグ・ジェフ市原のホームタウンとして有名ですが、千葉県では6番目に人口が多い市ですが、工業都市の性格が強く、工業製品出荷額は県内1位となっています。また、ゴルフ場の数が日本一という側面をもつ自治体でもあります。
-JR五井駅-
【路線】JR内房線(曽我-安房鴨川間)
小湊鉄道線(五井-上総中野間)
【開業】(JR)1912年3月28日
(小湊)1925年3月7日
【訪問】2011年1月
【1日あたり平均乗車人員】 JR-18,549人/日 (2012年)
小湊-1,520人/日 (2010年)
【近隣の主要駅】(曽我方面)曽我駅→3駅
(安房鴨川方面)袖ヶ浦駅→3駅
(上総中野方面)上総牛久駅→7駅
●駅名標
市原市の中心駅です。
市原駅というのは京都の叡山電鉄に存在し、また今は亡きJR鍛冶屋線の駅にもありましたが、市原市の中心地である五井地区の名を取ってのもので、市原市として成立したのが1963年になってからの事なので、元々の地名を駅名とし、それを変えずにきたのでしょうか。駅名変更に反対する動きが強いと、そのまま変更なし、という事もよくありますね。
●ホーム
左が1番線、右が2番線で、いずれもJRのホームです。人口27万を数える市原市の中心駅ですが、JRのホームとしては意外にもこの2線だけです。
JR以外にも小湊鉄道の始発駅として分岐もしています。
跨線橋が長く通っていますが、真ん中部分で若干ずれているのが見えると思います。これは小湊鉄道への入口通路となっています。
●小湊鉄道の列車
この上半分の色は何色というんでしょうか。柿色というには薄く、クリーム色というには濃いかなという微妙な色ですが、この色と赤のツートンがトレードマークの列車です。
●小湊鉄道への通路
3・4番線は小湊鉄道用のホームとなっており、JRのホームから改札へ向かうところ、横目に見えました。
海沿いを走るJRと内陸を走る小湊鉄道では利用者数も桁違いで、こちら側は急に閑散とした雰囲気を感じました。
キッチリ整備された広場になっています。
店舗を中心に高層の建物が多くあり、そこそこの都市の駅前らしい雰囲気にもなっています。タクシーも多数停まっていました。
●五井駅 駅舎
駅名表示の上の半円屋根が特徴的な駅舎です。意外にもシンプルというか、もっと大規模な駅舎を想像していました。
駅ビルになるかならないかでだいぶ変わってくるものだな、という事を感じます。