鹿児島県南さつま市、鹿児島県の南西部、薩摩半島の西端に位置し、人口は36,767人(2013.8.1現在)で、2005年にこのターミナルのある旧・加世田市と周辺の計1市4町が合併して、「南さつま」市としてスタートした新しい市です。
日本三大砂丘のひとつとされる吹上浜を有し、砂の祭典なども催されています。
(訪問・2013年8月)
▼ターミナルへ 今年の盆休、前半は青森県の未訪市を中心に訪ねましたが、中盤にこの鹿児島の未訪市を訪ねる旅に出ました。 という訳で、ここへは鹿児島中央駅からバスでやって来ました。 中央駅からバスに乗って約1時間半(1,000円)かかります。そんな事もあって、なかなか今まで訪問できませんでした。ここに着いた事により、鹿児島県の本土での未訪市は伊佐市ただひとつとなったのでした。 この手前の外周がバスの乗降エリアで、このロータリーの真ん中を隔てて向こうにはベスト電器があります。 で、この真ん中に静態保存されているのは、南薩鉄道にて使用されていたというディーゼル機関車で、DD1201との銘板がつけられています。 ターミナルのロータリーにはディーゼル機関車のみならず、このような蒸気機関車も保存されていました。 「かせだ」の駅名標も添えられていますが、ここはかつての加世田市の鉄道の中心・加世田駅のあった地でもあります。 バスを下りると、ぐるっと外周をバス乗降エリアが囲っているのですが、そこを外れてすぐの位置に、この南薩鉄道記念館があります。 1994年に開館しましたが、この石造りの建屋が渋いですね。バスターミナルの待合室の陰に隠れる形で存在している、結構控えな?!施設です。 上の写真でもチラッと見えていますが、記念館の玄関まわりの様子です。 何か分かりませんが、古い機械類や動輪が置かれていました。 ここ以外にも建屋外にいろんなものが置いてありました。 そんな訳で、外にもいろんなものがあり、周辺の駅名標も置いてあったのでした。 「ちらん」は南九州市の知覧でしょうか。ここも鉄道がなくなってしまい、今やバスが公共交通機関の代表になっています。 右に隠れている部分がターミナルの乗降口になりますが、道路を隔ててこのようなバスの車庫があります。 加世田のこのターミナルが思ってたいより賑やかで、バスも多く行き来していた印象がありました。車庫でも少なくともこれ以上はバスが停まっていた訳で、公共交通は割に活発だったように思います。 はこんな感じです。 南九州市・知覧のバスターミナルが停車場だけで、だだっ広い車庫が広がるだけの寂しい状態だったので、地域・人口規模・市制化や公共交通のたどった経緯などが似ているここも同様の雰囲気を想像してやって来ましたが、ここに関しては嬉しい誤算という結果でした。
南さつま市、とりわけこの加世田地域は、かつては鉄道路線を複数有していましたが、すべて廃止されてしまい、1984年を最後にもう30年近く、鉄道の無い状態となっており、市内ではこの加世田バスターミナルがメインの交通拠点となります。
▼ターミナル・ロータリー

▼蒸気機関車

▼南薩鉄道記念館

▼玄関まわり


▼バス集団
▼ターミナル全景
市制化の経緯でひとつ違うのは、ここは旧・自治体も市であった事ぐらいでしょうか。その分こちらの方が賑やかに思えたのはうがった考えでしょうか。いずれにしても、ここはこの近辺だけで十分観光になるので、来て損はないと思います。

