続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

北海道/砂川② パンケ歌志内川水門へ

北海道砂川市、北海道/砂川① 駅西は碁盤目区画につづく旅の様子です。

中央市場あたり

前回記事では、主に駅から直進して方角的には西へ進んでいましたが、ここでは駅から左へ、線路と平行に歩いてみたもので、「中央市場」なるものが現われました。

「市場」という字を、「しじょう」とは読んでも、「いちば」とはあまり読まなくなって久しく感じます。我々の小さい頃は「いちば」へ買い物に行く、なんて言ってましたが、これも昭和時代までの言葉になってしまったのですかね。

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柳と渋い建屋

上の写真から少し進んだだけの所ですが、昭和の面影満点のコンクリート建屋の店が並び、ここに柳がかかっている事で余計に風流な雰囲気を醸し出しているように思います。

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パンケ歌志内川

砂川駅を出て左へ進み、東正和橋という橋からの景色ですが、2枚中上の写真は左向き(線路向き)のカットで、ちょうど電車が走っているところが撮れました。下の写真は反対に右側のカットです。

この川は、パンケ歌志内川という川で、「パンケ」とは、「下の」という意味で、川でいうと下流という事になり、上流には「ペンケ」歌志内川というのがあるそうです。

ちなみに歌志内というのは隣接する市ですが、語源は砂川と同じで、アイヌ語の元の発音が歌志内の地名になり、意味の部分は砂川の地名になったという訳です。歌志内市は日本で一番人口の少ない市で、わずか4,000人台という事で、今度この辺を訪ねたら絶対歌志内に行きたいものです。

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再び幹線道へ

一度、駅へ戻ったものの、電車の時間を間違えてしまい乗り過ごしたため、もう一本先の電車まで時間ができてしまいました。という事でまた幹線道へ出て、最初の写真と平行に通る幹線道を歩いてみました。

やっぱりシャッター商店街なのかな、、と思わされます。下の写真に出てきている中央市場は、最初の写真に出てきている分の裏側にあたります。

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柳通り

最初の写真の通りが線路のすぐ西で、幹線道がそのすぐ西、そしてこの通りがもう1本西の通りになり、見事な碁盤目の区画ぶりです。

柳通りは砂川最大の飲食街といわれ、歌志内川のところでも写っていましたが、柳の並木道も付近にあります。しかしこれ夜になると華やかになるのでしょうか、あまり想像つかないんですが…

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目指すは…

ここへ来て、ひとしきり歩いた後、駅に引き返したら乗り遅れてしまいましたが、それまででここでの収穫がいま一つだったので、もう1本あとの電車に乗るまでにできるだけ、「コレ」というものを見たかったのですが、そこで目についたのがこの風景でした。

これだけはちゃんと現地に行って押さえておきたい!!と思い、電車の時刻を気にしながら走って[E:run]行きました。

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高塔

という訳で、まずは右側に見えていた高塔の方へ行ってみますが、なんなのか分からずじまいでした。

バックによって色んな表情に見えるのが撮ってて楽しかったです。

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パンケ歌志内川の水門

遠くから見て何かと思ったら、川の水門でした。

欧風の建物で目を惹きつけられました。これを見て「砂川に来て良かった」と思ったし、砂川での収穫と自分の中では感じました。

早足で30分あれば駅から行って帰ってこれるかな、というところですが、砂川に来たら一度見てみてほしい、と個人的な推しのひとつです。

というわけで、これ見て自分の中で納得し、駅への帰路を急ぎ、砂川を発つ事となりました。

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