宇部市は山口県の西部に位置し、人口は172,275人(2012.9.1現在)で、山口県では下関市、山口市に次ぐ第三の人口を誇ります。
村から市へ飛び級で昇格して山口県下2番目の市として誕生したという歴史をもち、かつては宇部炭鉱で栄え、現在は国内3位のセメント輸出量を誇るなど工業都市の側面を強く持っています。
-JR宇部駅-
【路線】JR山陽本線(神戸-門司間)
宇部線(新山口-宇部間)
【開業】1910年7月1日
【訪問】2006年12月
【1日あたり平均乗車人員】 1,862人/日 (2010年)
【近隣の都市駅】(京都方面)新山口駅→3駅
(幡生方面)小野田駅→隣駅
(宇部線・新山口方面)宇部新川駅→3駅
▼駅名標周辺
今からちょうど6年前の2006年12月に訪ねて、その時のカットです。
宇部、と市名を名乗る駅ではありますが、中心街からはかなり離れていて、山陽線からそれた宇部線で3駅行った宇部新川駅が実質的な中心駅になります。ただし宇部新川の利用者数は宇部駅を下回るものであり、この17万都市・宇部で人が密集するようなキーステーションは実質不在の状態です。
▼ようこそ宇部市へ
先述の話で、ここが宇部駅と名乗っている事から、市の中心地と誤解されないように、このように市街地のご案内として看板が出ていました。
市の中心地が山陽本線からそれているところが宇部市の悲しいところかな、と感じました。
▼駅から目線
駅からほぼまっすぐの様子ですが、ロータリーの小さな植込み部分に塔が立っていて、「緑と花と彫刻のまち宇部市」とありました。
市の外れらしく?!駅前は商店はそこそこあるものの高い建物が皆無の状態でした。
▼駅出て右
駅前広場右様子です。
何とも寂れきった感じのビルがありました。
せんてつストアというらしいですが、閉店して久しいようです。
「食堂 100円ハウス 2F」って激しく誤解しそうな表現ですね。多分、「食堂」の部分で一度切るんだと思いますが、100円メニューばっかりの食堂を想像する人も居るのでは?!と…。
「せんてつ」とは、船木鉄道の事ですが、ここ宇部市や山陽小野田市などを中心とするバス事業者です。その名が示すようにかつては鉄道事業もやっていて、最長17.7kmの路線をもっていたものの1961年に鉄道事業から撤退し、バス事業者となって現在に至ります。
▼商店街入り口
駅前広場を過ぎてすぐの所ですが、このような商店街を示すゲートが立っていました。
この辺りは炭鉱では栄えたようですが、その衰退により寂れていき、逆に駅より離れた郊外の方が賑わいを呈するようになったという典型的な空洞化が起きているようです。
郊外にまで出ていないので、その様子が分かりませんが、駅前だけ見ると寂れたイメージを受けてしまい、これだけ見てこの辺りは田舎だという誤った認識を持たないようしたいものです。
▼宇部駅 駅舎
彫刻のまちを標榜していますが、これを示すのかオブジェが建っていました。
17万都市の市名を名乗る駅には寂しすぎるほどの小さな駅舎です。ここが中心駅ではないので無理からぬことですが…、、では実質的な中心の宇部新川はふさわしい規模か?と問われればさにあらずで、宇部で大きな駅はありません。新川の方がここよりやや大きい建屋かな、という程度です。
新川は今年になってようやく行きましたが、市内中心地がどこなのかサッパリ分からない、という結論になってしまいました。この町ではまだ「コレ」といったものを見つけられていないので、いつか寄ってよく見なければと思っているのですが、いつの事になるやらです。