栃木県大田原市のJR野崎(のざき)駅です。
大田原市は栃木県の北東部に位置し、福島県・茨城県にも接しており、人口は77,133人(2011.12.1現在)で、2005年に旧・那賀郡黒羽町と湯津川村と合併し、新生・大田原市となっています。弓の名人として名高い那須与一ゆかりの地で、地元のゆるキャラもズバリ「与一くん」です。また松尾芭蕉のゆかりの地のひとつでもあり、芭蕉公園や芭蕉の館なるものも存在する町です。
-JR野崎駅-
【路線】JR東北本線 (東京-盛岡間)
【開業】1897年2月25日
【訪問】2011年8月
【1日あたり平均乗車人員】 1,264人/日 (2010年)
【近隣の都市駅】(東京方面)矢板駅→隣駅
(盛岡方面)那須塩原駅→2駅
▼現在では大田原市唯一の駅にして中心駅的な位置づけにありますが、かつては市名を名乗る大田原駅が存在していました。それは東野(とうや)鉄道という20kmほどの路線で、1968年に廃止されてしまい現在に至ります。
▼ホームは2面3線、乗って来た電車と共に。
▼両ホームはこのような跨線橋でつながっています。
縦線がかなり印象的で全体にダークなイメージの独特のスタイルに思えます。
▼屋根のある区域はこの程度で、市の中心駅らしからぬ雰囲気です。
▼跨線橋の階段の前側に回ってのカットです。
こうして見れば、時計が吊り下げてあったりして市の中心駅らしき雰囲気も感じなくないかな、という気はします。
▼独特のダークな色遣いの跨線橋の内装は打って変わって、という感じで真っ白です。
窓が同じ高さで統一されていて、枠の部分が内装とくっきり違う色で、スタイリッシュな印象を受けました。
▼駅からの目線風景です。
市内唯一の駅前としては、のどかな佇まい、という印象を受けました。
だだっ広く道路は通っているのですが、高い建物が見受けられず、普通に市街地的な風景、という感じです。
▼駅前広場周辺です。
花壇に、整備された床面とそれなりに整備された駅前です。
真ん中に立っている像は当地ゆかりの人物・那須与一と思われます。
▼大田原市の案内図にあった「与一くん」のイラストです。
与一、って名前がかっこいいですね、那須与一に林与一…、颯爽とカッコよい男を体現した名前、と感じます。この与一くんはだいぶかわいく描かれていますが…
▼野崎駅の駅舎です。
屋根の下からひさしが伸びていて、何本かの柱が立っている事で、少しだけ豪華感が増した建屋になっています。市の中心駅としては建屋レベルでは規模が小さいものの、前述のひさしや自販機が置いてあるところなどに若干それなりの雰囲気があるのかな、という気もします。地方だと、市の中心駅以外はこんなに自販機もない、というケースにも出くわすので…。
床面はよく整備されているなと感じました。点字フロックも含め。