宇和島市は愛媛県の南部に位置し、人口は82,973人(2011.11.1現在)で、闘牛で有名な城下町で、南予地方の中心都市でもあります。なお、四国には高知の土佐闘犬もあります。
-JR宇和島駅-
【路線】JR予讃線 (高松-宇和島間)
予土線(若井-北宇和島間)
【開業】1914年10月18日
【訪問】2009年8月
【1日あたり平均乗車人員】 1,590人/日(2006年)
【近隣の都市駅】(高松方面)卯之町駅→6駅
(若井方面)近永駅→7駅
▼松山市以西の愛媛県になかなか行くことができずに、八幡浜、大洲と共にずっと行きたかった町のひとつで、2009年になってようやく訪ねることができました。
隣の北宇和島駅が予讃線と予土線の分かれ目のようなもので、そこから盲腸的に1駅だけ突き出しているのが当駅です。正確には予土線には属しませんが、予土線も乗り入れてくるので複数路線扱いにしました。それもあってか、この駅名標にも駅番号が2種類振ってあります。ちなみに北宇和島駅の方は所属上も両路線被っています。
予土線方面は20駅行っても市の中心駅に一つも出くわさないというところで、近隣の都市駅としては町(鬼北町)の中心駅である近永駅を上げました。高知のキー駅のひとつ・窪川駅までは実に21駅を要しますが、こことて市の中心駅ではありません。

▼市の中心駅なのでこのような吊り式の駅名標もあります。
一日の平均利用者数はJR四国では15番目に多いとの事です。1,590人で15位とは、四国の鉄道利用事情が分かるような気がします。
ちなみにこの訪問した日は政権交代の選挙のあった日です。松山から朝一番でここへ来て、その後八幡浜、大洲、と行きました。
▼ホーム上の屋根は真ん中だけに柱のあるV字形で、かっこいい感じです。

▼ホームは2面3線で、ここに停まっている2つの電車の間にはある程度の距離があります。いちばん右が1番線でこちらは松山・岡山方面専用です。両方の電車は同系統の車体をしているものの、その見た目は明らかに違うものがあります。
▼先述の通り、ひと駅だけ出っ張っている状態の駅につき、終着駅のように頭端式のホームになっていて、車止めが見られます。駅には跨線橋もなく、この車止めの向こうが通路になる形で対向ホームへ行くことができます。
2km以内で行ける箇所が3ヶ所あります。
宇和島城は見てきましたが、愛媛県のこの辺りは大洲城もあり、松山城もありで、城には事欠かず、どこの町に行っても城を見れる気がします。県内には今治城もありますね、残念ながらまだ見たことがないのですが…。他には川之江城も見ました。
足摺岬は一度行ってみたいのですが、交通の便があまりよろしくないイメージでまだ行けてません。宿毛市と、足摺岬のある土佐清水市に行けば、四国の市は全制覇となるのですが、来年には達成したいものです。

▼闘牛の町・宇和島らしく、次の闘牛大会の日程が表示されていました。
現在では年5回の定期闘牛大会が行われているそうで、小高い丘の上のドーム状の闘牛場で行われるのだとか。直径20メートルほどの土俵上で1tを超す牛の激突が見られるとかで、土佐闘犬はこの目で見ましたが、その何倍もの迫力なのでしょうか?
最も盛んだったのは大正末期から昭和初期というので1920年代でしょうか。
▼これも駅にあった牛鬼像。
闘牛で知られる宇和島には「牛鬼まつり」なるものがあります。
牛鬼(うしおに)は、鬼のような顔に長い首と牛のような胴体をもったもので、その起源は江戸末期まで遡るといわれ、更にその話のルーツは秀吉の朝鮮出兵にまで遡るといわれます。今では市民の祭りとして、この牛鬼のパレードが行われているといいます。
▼駅にあった保育園児たちによる電車のぬり絵です。
済美高校は甲子園で大変有名になりましたが、こちらは済美保育園の皆さんによるもので、色々個性が出ていていいなと思います。

▼駅舎内の様子です。
天井の円形部分が、換気扇のようでいい味出た模様になっています。
▼「携帯電話」とあって、電話ボックスとは驚きました。
それも「お恵ちゃん 電話ボックス」です。
お恵ちゃんとは歌手の松山恵子さんで、この宇和島の出身です。全盛期は1960年前後で紅白には57~63年の7年連続出場の記録があり、89年にも出場しています。惜しくも2006年に亡くなられましたが、人柄が大変よく悪く言う人は一人もいない、というほどの人格者だったそうです。
この写真のは、その彼女のヒット曲の「お別れ公衆電話」を記念した電話ボックスだそうです。
▼宇和島駅の駅舎です。
バックのホテルは「ホテルクレメント宇和島」です。
駅の上にそのままホテルが乗っかってる面白い格好をしています。駅ビルそのものがホテルというのはたまに見かけますが、こんな風に駅とホテルの建物がまるきり違うデザインで合体してるって、なんか新しい感じがしました。
島式のバス乗降場がありますが、屋根周りがオシャレな形で目を惹きました。丸い電燈も印象的です。
なかなかに高層の建物が並んでいて、南予の中核都市らしい雰囲気が出ています。





