関東鉄道の駅でもありますが、つくばEXPに乗ってやってきたので、本記事ではそちら中心に紹介したいと思います。
守谷市は茨城県の南部に位置し千葉県とも接していて、人口は62,858人(2011.9.1現在)で、2002年に市制施行された新しい市で、平成の大合併ではなく、守谷町が単独で市となったものです。
人口増加率が2010年現在で全国1位という、目覚ましい人口増加を誇る市で、1970年には1万2千ほどの人口だったのが年々増え続け、1985年にはほぼ倍の2万3千、95年にはまた倍近くの4万5千ととどまるところをしらずで、2000年には5万を、2009年には6万を越えて現在に至ります。
また人口10万当たりの都市公園数が県下1位という側面も持っていて、景観を保つのに力が入っているかな、と思わされます。
-つくばエクスプレス・関東鉄道/守谷駅-
【路線】つくばエクスプレス線 (秋葉原-つくば間)
関東鉄道・常総線(取手-下館間)
【開業】つくばEXP-2005年8月24日
関東鉄道-1913年11月1日
【訪問】2011年8月
【1日あたり平均乗車人員】 つくばEXP-21,374人/日 (2009年)
関東鉄道-11,692人/日 (2010年)←乗降人員
【近隣の都市駅】(秋葉原方面)三郷中央駅→6駅
(つくば方面)みらい平駅→隣駅
(取手方面)取手駅→8駅
(下館方面)水海道駅→3駅
▼みらい平駅で初登場した「つくばエクスプレス」の駅と、前回記事の下妻駅で初登場した関東鉄道の駅の両方があります。
元々、関東鉄道の駅として存在し、下妻駅と同じ開業日で、再来年に100周年を迎えます。その後2005年になってつくばエクスプレスの開業により、複数の鉄道が入る駅となりました。
この盆休みでの茨城未訪市つぶしの旅、つて何度も書いてきましたが、この駅こそが記念すべき?!初回訪問地です。ここからこの旅は始まりました~。
市内では、当駅以外に関東鉄道に3駅ありますが、つくばエクスプレスもあわせ持つ当駅が中心駅です。
この駅名標はつくばEXPのものですが、どうも関鉄といい、つくばEXPといい、駅名標との相性が良くなくて、写りがこんなですみません!
▼つくばEXPに乗ってやってきたので、これもそのホームですが、、
この駅ホームは、とにかく壮観の一言。
天井の骨組み?!はいったいどんだけ絡み合ってるのか…、アートの世界でした。
サイドの壁の部分も色々と凝った形が並んでて、圧倒されました。写真で写っている以上に撮る時は感動してました。
つくぱEXPは高架ホームにつき、階段で降りるようになっています。
滝平二郎(=たきだいら・じろう。1921-2009)という切り絵画家の先生による見事なステンドグラスの作品、「筑波夕照とさくら」だそうです。惜しくも一昨年に亡くなられたようですが、日本の原風景を痛烈に感じさせてくれる絵です。個人的にも昔、小さい頃に祖父母宅でこういう切り絵を何で見たのか忘れましたが、とにかく脳裏に強烈に残っているものがあります。
時々こんな時代に戻って生活してみたいと思う事はないでしょうか?物はなくとも心が豊かだったように思えてならないんですが…
▼駅の出入り口を出て、つくばEXPと関東鉄道の間の地点。
見上げれば円形の吹き抜けが!
こういうところも建物として実に凝ってるものを感じさせられます。
円形のくりぬかれた所から東横インがひょっこり見えてるのもなかなか面白いものがあります。
▼つくばEXP側の守谷駅の駅舎、ホントにどっから見てもかっこいいです。
つくばエクスプレスで「TX」と略称しているあたりもかっこいいセンスを感じます。
関東鉄道の駅は手前、というかこの左に隠れている部分にあたります。
あくまでこの駅舎はつくばEXPのものです。
壮大感溢れていますね。
▼つくばEXP側駅舎の高架部全体(屋根部分)が極力おさまったカット?!
▼で、こちらは関東鉄道側の駅舎。
こちらはそれなりに普通のいでたちに見えます。
つくばの方が素晴らしすぎるのでしょうが…
▼つくばEXPの駅舎と並行して通っている高架通路が結構長くとられていて、駅で入口からかなり離れた所からの駅周辺のカットです。
東横インが目立っていて、結構田舎?と思わされますが、そんなことないと思います。
東横の手前が関鉄の駅舎。つくばとの駅舎間のスペースからツインで階段がおりている光景がまたグッドでした。
あまり有名ではないかもしれませんが、素晴らしい守谷駅、行ってみては…??