鉾田市は茨城県の南東部に位置し、人口は49,383人(2011.9.1現在)で、メロンの生産/出荷量が日本一の町です。メロンというと山梨とか東北のイメージがあるのですが、茨城県のここが日本一とは意外、という印象です。ほかにも水菜、牛蒡、さつまいもなどの生産が盛んで農業都市のイメージの強い町です。
-鹿島臨海鉄道/新鉾田駅-
【路線】鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線
(水戸-鹿嶋サッカースタジアム間)
【開業】1985年3月14日 (訪問は2011年8月)
【1日あたり平均乗車人員】 不明
【近隣の都市駅】(水戸方面)水戸駅→7駅
(鹿嶋サッカースタジアム方面)鹿島神宮駅→8駅
▼先月、この夏の盆休みに行ってきたところの一つです。
新鉾田、とあるからには「鉾田」駅もあるわけで、元々市の中心駅だったこの鉾田駅は鹿島鉄道の駅として存在し、規模は小さいながら「関東の駅百選」にも選ばれていたほどの駅ですが、2007年に路線自体が廃止されてしまい、現在は廃駅となりバスターミナルとして存在する形となっています。

▼鉾田が農業都市の側面が強いことを示す看板がホームの高架へりに出ており、いろんなものが全国または県内一位の実績を誇っています。水菜、メロン、甘藷が全国1位で、人参、苺、ホウレンソウ、パセリなどが県内1位という輝かしいものとなっています。

▼鹿島臨海鉄道の電車がホームに停まっている様子です。
第三セクターながら本数が多めといわれ、1時間に2,3本でています。茨城県の東部を水戸から鹿嶋まで約50kmの距離を南北に走っています。
車両は赤と白のツートンのものでした。
▼1面2線の高架ホームに小さな待合室が設けられています。
中身が丸見えな感じに、簡易なつくりを感じさせます。

▼正の「鉾田」駅なきあと、この駅が鉾田市の中心駅的な位置づけになろうかと思いますが、ホームに自販機があるところなどはなんとか市の中心という雰囲気を感じます。
鉄道路線自体が単線なので、広いホームなどを持っていませんが、市の中心駅的な位置づけという事で。
▼室内型の簡易待合室の他にもベンチが数脚あります。すっかり色褪せてしまっていますが…
高架駅につき、ホームから降りる階段が設けられています。
▼名所案内です。
すぐ徒歩で行けるようなところはありませんでした。
一番近い所でも1.5kmで、駅周りもいささか中途半端なロケーションとなっていて、何か市の特徴的なものを探そうとするには、短時間では難しいものを感じました。写真に載せましたが、農産物の生産が盛んな事を知ることができるのがせめてもの特徴でしょうか。

▼今回の盆の旅は茨城県を中心に未訪市を塗りつぶすのが目的でしたが、これが意外に被災地めぐりのような形となりました。
ここもまた被災地であり、この度の東日本大震災で甚大な被害を受け、ここ新鉾田では4月8日にようやく列車運転再開したとの事で、震災後約1か月電車が運休されたといいます。
その惨状と復興の様子がこの駅舎内でパネル写真にて紹介されていました。
歪み曲った線路など実に痛々しい様子で、よく1か月ほどで復旧したことに驚嘆しました。といっても片側だけで、全線の運転再開は7月12日、それから3ヶ月もたってからで、この訪問時はその1か月後という事になります。訪ねた時は何もなかったかのように普通に感じましたが、このパネルを見て初めて驚いたような次第です。
右側が改札になります。
観光案内所と思いますが、まだ早朝だったので開店してませんでした。
海とメロンの郷、と知る事ができ、この市を訪ねたとりあえずの成果は得た、というところです。(ホームで農産物の生産の盛んなことを知る事は出来ましたが…)
これまで全国780市ほどのうち620市ほどを訪ねましたが、これほど多く訪ねるという事は1市あたりの滞在時間はそれ程多く取れないわけで、各市がどんな町かぐらいは知って帰りたい、といつも思ってるので、ここでもこれを見てまずはその目的を達しました。勿論、駅外の町に出てそういう事を肌で感じるのが次のステップなのですが、この駅周辺ではなかなかそれが難しかったですね。
▼新鉾田駅の駅舎です。
高架下に小さな建物を作ったというつくりになっていて、それほど大きな駅舎ではありませんでした。観光案内以外は特に店などは入っておらず、やや寂しい雰囲気でした。
高架駅で、改札を出ると左右両方向に出られるようになっています。
きちんとした写真を撮りたいところですが、設定を考えていたた次々歩いていく暇がなくなるので、ついデジカメは全オートの状態で撮ることがしばしばです。なので不出来な写真が多くなってしまうんですね…
駅前はタクシーは数台停まっている状況でしたが、人が頻繁に行き来するような雰囲気ではありませんでした。
新鉾田駅前バス停です。
成田空港への高速バスが出ているんですね。
時刻表を見ると、6~17時台で1日9本出ているようです。JR線のない鉾田市にとってはありがたいものかも。
▼駅舎の駅名表示の下にあった模様です。
駅舎の写真で、自販機の陰になって見えておらず、面白いものでもあったので単体で撮りました。
ちぎり絵的なアートを感じて目を惹きました。





