気仙沼市は宮城県の北東端、岩手県にくい込むような形で位置し、人口は73,279人(2011.2.1現在)で、同じ県内の名取市とほぼ同数となっています。
カツオ、マグロ、秋刀魚などは全国有数の水揚げ高を誇り多数の漁港をもつ水産都市で、中でも気仙沼漁港は全国に13ヶ所しかない特定第3種漁港(水産振興のために特に重要として、政令で指定された港)のひとつです。
-JR気仙沼駅-
【市内】市内13駅(いずれもJR)の中心駅
【路線】JR大船渡線(一ノ関-盛間)
気仙沼線(前谷地-気仙沼間)
【開業】1888年7月31日(訪問は2009年8月)
【1日あたり平均乗車人員】 308人/日 (2009年)
【近隣の都市駅】(一ノ関方面)一ノ関駅→13駅
(盛方面)陸前高田駅→5駅
(前谷地方面)小牛田駅→25駅
▼このたびの東日本大震災で甚大な被害を受けたところでもあり、御冥福をお祈りすると共に一日も早い復興を願いつつ、この記事をあげさせて頂きたいと思います。
この時はその震災の約1年半前、2009年盆時期に実質的に初めて三陸沿岸を巡る旅をした時のものです。釜石や大船渡、そしてこの気仙沼と訪ねました。一方で、石巻や陸前高田などは日程的に難しく断念しました。
思えば、行こうと思えば行けたのですが、休日めいっぱい旅しないとか、翌日以降に疲れを残さないとか近年そういう事を考えるようになっていたので、
「また次の機会に行こう」
という事で、また次の町へと急ぎました。
人生「次」なんてないんだ、という事を感じました…
確かにまたいつかこれらの町に行くことはできるかもしれませんが、その時はそれまでの姿とは全く違った町となっている事でしょう。少なくとも「震災前の美しい景色」には二度と出会えない訳で後悔もありますが、この時に大船渡やこの気仙沼に来て景色を目に焼きつけ、記録に残せただけでも本当に良かったな、と心から思います。
▼ホームには小屋状の待合室がありました。
向こうには結構多くベンチが設けられていました。
▼ホームは2面3線で、向こうの跨線橋でつながっています。
▼大船渡線のホームで、
一ノ関方面と盛方面との表示がなされていました。
JR東日本の運行状況によると、震災以降現在は、盛方面はいまだ運転見合わせ状態で、当駅から一ノ関駅までの運行がなされているとの事です。
また気仙沼線の方は、登米市の柳津駅から前谷地駅まで運行されているのみで、当駅では運休状態にあります。
▼跨線橋内です。
そんな広い通路ではありませんが、掲示物で埋まっている事は勿論、窓の上にも絵がかけられたり、天吊りの形でもポスターがかかったりと、普通の風景以上の賑やかさを感じます。
▼跨線橋から見下ろしたカットです。
ホームの屋根はギザギザ形の若干味気ないかな、という雰囲気のものでしたが、電車がアップで二台写っているさまはなかなかのものかと思います。
左の1番線は基本的に気仙沼線です。なので今はあまり使われていないかもしれないですが…
▼跨線橋を渡って駅改札へ向かわんとするところ。
跨線橋前にはこんな飾りがしてありました。
ん??
真ん中の飾りには「仙」の字があるべきでは??
と思いましたが、
▼駅の入口にも飾りつけがなされていました。
この時は駅開業してちょうど80年、開業日も7/31であり、この訪問時が盆時期だったこともあって、ホント開業80周年祝賀ムードが色濃く残っていたといえます。
▼気仙沼駅の駅舎です。
そんなに大きな建屋ではないですが、屋根にはカツオなどが描かれているのでしょうか?水産都市にふさわしい描画で、また出入口部分の屋根は三角で突き出ています。
「潮の香りのする駅」という事で東北の駅百選にも入っているといいます。
▼駅から、まっすぐではなくかなり斜めからですが目線です。
右に隠れているのが駅部分で、駅前の道路が左の大きな建屋(ホテル)前に広がっています。
この時は雨の中、気仙沼港まで歩きで行きました。無謀でも何故かやってしまう、自分って不思議な人間と思ってしまいます。




