福岡県豊前市のJR宇島(うのしま)駅です。
豊前市は福岡県の東部に位置し、大分県とも接しており人口は27,099人(2011.2.1現在)で、福岡県で最も人口の少ない市です。漁業が盛んな港湾都市でまた山などの自然に恵まれた町でもあります。
-JR宇島駅-
【市内】市内3駅(いずれもJR)中の中心駅
【路線】JR日豊本線(小倉-鹿児島間)
【開業】1897年9月25日(訪問は2011年3月)
【1日あたり平均乗車人員】 約3,700人/日(2011年ごろ?)
【近隣の都市駅】(小倉方面)行橋駅→6駅
(鹿児島方面)中津駅→3駅
▼現在の豊前市は1955年に発足しましたが、当初はこの宇島市として市制施行がスタートしました。しかし旧の所属町から反発があり、結局はその4日後に豊前市となる事で収まり、現在に至っています。
ひらがな表記がなければ「うしま」と呼んでしまう漢字表記ですが、前の駅名表記(1907年まで)は「宇ノ島」だったそうです。「の」も含めて漢字表記の中に入るというのは「井上」という苗字のようなものでしょうか[E:delicious]
豊前市には豊前駅なるところがないので、中心駅はどこかと思って探したらここだという事なので行きました。この時は福岡県の各市めぐりのPART2でしたが、その初日、前泊した行橋市に続いて、この日最初に訪ねた初訪問市の駅でした。福岡県一人口の少ない市は押さえておきたかったので、とりあえずひとつ目標を達成したというところでした。
九州の駅独特ともいえると思いますが、駅名標に絵が描かれており、これは豊前市のマスコットキャラクターである「鴉天狗」との事です。ちょっとミッ○ーのようにも見えますが、豊前市には「カラス天狗まつり」というものがあるそうです。
▼というわけで、ホームには鴉天狗の像が。
さっきの駅名標のような動物然としたものではなく、こちらはあくまで人間然とした鴉天狗で、「求菩提(ぐぼて)からす天狗」として紹介されています。
この鼻の部分は、鼻の高いものと嘴とを両方持っているそうです。
▼乗ってきた特急です。
「にちりん」だったか、九州の電車はどれも目を惹くほどカッコいいものばかりでいちいち見入ってしまいます。
▼ホームは2面3線で跨線橋でつながっています。
左側ホームの向こうで鴉天狗が手を振り上げているのが見えます。
人口が2万人台でも昔からの市の中心駅なので、それなりの雰囲気をもっています。これが最近できた市だと人口7万でも郡部の延長線上の雰囲気のままというところも少なからずある訳で。
▼その跨線橋内です。
内装は基本このライトグリーンで階段部分も殆どこの色でした。目に優しい系というのか。
ちなみにエレベーターつきです。
天井部分の骨組みの様子はやや見入ってしまいましたが、濃いグリーンとの絡みがなんとも印象的です。
「出口」という標識が全く違う色でかなり目を惹くようになっていて、これはこれで鮮烈な印象を残してくれます。
▼宇島駅の駅舎です。
市の中心らしく、真ん中部分が三角屋根で突き出ていて、立派な雰囲気を醸し出しています。
やはり昔からの市の中心駅、さすがといったところで、大きな建屋ではないもののコンビニも入っていたり、地方都市としてそれなりの雰囲気かなと。そんな豊前市の中心駅がこの宇島駅です。