続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

京都/久御山 夢二の跡とくま笹うどん

京都府久世郡久御山町京都府の南部に位置する人口16,225人(2010.8.1現在)の町です。町名由来は久世郡と、合併前に構成していたのが御牧村と佐山村であったため、それらを一字ずつ取ってできた合成地名です。今は宇治や城陽とした京都南部の都市のベッドタウン的な位置づけにあるといったところでしょうか。

▼鉄道駅がないので、電車では京阪宇治駅までやってきました。近鉄なら城陽市大久保駅京都市中書島駅(京阪もあり)、また京都市淀駅からもアクセスできます。

この時は京阪宇治駅からアクセスしました。バスは近鉄大久保駅経由京阪の淀駅行に乗りましたが、20分に1本程度出ており割に便利です。宇治駅から約40分(¥340)で、この久御山町役場前バス停にて降りましたが、これが京都府自治体全訪問の瞬間でした!(2010年2月)

屋根つきのしっかりとしたバス停がつくられていました。

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▼立派な町役場が建っていました。

市役所と引けを取らないぐらいに思いました。
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▼役場を更に引いてのカットです。

改めて素晴らしさを感じます。横には消防本部があります。
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▼役場前の道路の様子です。

役場とは反対側に中央公園があるとの事です。
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▼こちらは道路反対側の眺めです。

コンビニや銀行などある市街地ですが、左側は更地や畑なども多かったです。
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▼役場から北西へ200m程行った所にある「NTT淀総合運動場」です。

プールや陸上競技場、テニスコートなどがあり、様々なスポーツイベントに活用されているようです。敷地も広く、外周をぐるっと回って歩いていましたが、キリがなくて途中でやめました。
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▼運動場を外れすぐ南へ、お寺が点在している所で見かけた「放光山 専念寺」というお寺です。浄土宗のお寺で専修念仏の道場として1549年に建立されたとあります。

本堂は京都聚楽第の樫木御殿を譲り受けて移築したと伝わります。

聚楽第といえばわずか数年で取り壊され、遺構もろくに残っていないという幻の建造物という言い方もされますが、ここにそれが残っているのなら素晴らしい事ですね。
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専修寺を離れすぐ近く、古い街並み大好きなので、こういう風景には目がありません。
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▼上の写真で右側に写っていたのはこの浄土宗の円福寺です。

842年弘法大師によって創建されたと伝えられる真言宗寺院が元々の姿でしたが、1624年に洪水で流失し、翌年阿弥陀如来を本尊とする浄土宗のお寺に生まれ変わったといいます。

竹久夢二旧跡との碑が隣に建っています。

夢二が昭和の初めに滞在していた所で、客間に籠もって画業に専心していたといわれています。
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▼更に歩いていると出くわしたのが、この田井公会堂です。

木造で瓦屋根の年季の入ってそうな立派な建物です。昔ながらの木造駅舎にも似たつくりの建物と感じました。
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久御山町役場の付近まで戻ってきて出くわした久御山郵便局です。

町の中央局で大きな建物となっています。
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▼国道1号線の久御山田井交差点です。

国道2号線沿いに住んでいますが、意外にも国道1号線に足を踏み入れるという事が殆どなかったように思います。
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▼その1号線沿いにある「雅水庵」といううどん・そば屋さん。

ここで遅い昼ご飯を頂く事に。
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▼このお店の名物といわれる「くま笹うどん」(¥880)を頂きました。

うどんというよりそばの麺のようでしたが、宇治で食べた事のある茶そばを思い出しました。
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▼食事の後は付近にある「田井」バス停にてバスを待ち、発車後10分少々(¥190)で近鉄大久保駅に着き、ここから帰りました。宇治駅まで行くと倍くらい時間がかかるので、大久保で降りた訳です。

以上駆け足にて久御山町でした。
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