芦別市は北海道の中心よりやや西の空知地方の中東部に位置し、人口は17,082人(2010.9.30現在)で夕張などと同じようにかつては炭鉱で栄えた町で、最盛時は7万を越えていたといいますが、相次ぐ閉山で激減、1985年までは3万人台、2005年国勢調査では2万を割り込み、北海道の人口2万未満のいくつかの市のひとつとなっています。
-JR芦別駅-
【市内】市内4駅(いずれもJR)中の1駅
【路線】JR根室本線(滝川-根室間)
【開業】1913年11月10日(訪問は2010年10月)
【1日あたり平均乗降車人員】 165人/日 (2007年)
【近隣の都市駅】(滝川方面)赤平駅→3駅
(根室方面)富良野駅→4駅
▼前回に富良野駅の記事にて書きましたが、富良野線の中富良野へ行くつもりが乗る電車を間違った為、ここに降りることにしました。それはそれで今回の計画案のひとつでもあり、行ければ行きたいとは思っていました。
駅名標の枠の錆びの様子に町の現状を見る思いがしました。
▼ホーム上の屋根は実に豪華なものでした。
人口1万人台の市だっけ?と来る前に思ってましたが、こんな豪華な設備の中、降り立つ人も少なく…という状態でした。かつては栄えながら人口流出に歯止めがかからず骨抜きになった町、という印象をすぐに受けました。
▼ホームは2面2線で向こうの跨線橋でつながっています。
市の中心駅で広々としたスペースを誇りますが、歓迎看板的なものはありません。
▼跨線橋に入るやビックリしました!
木の階段だ!と。
▼広い幅の通路に掲示物は全くありませんでした。
天井側の骨組みは鉄製で地面は板張り!
板張りの床なんて、学校の教室を思い出しました。思わず雑巾がけしたくなるような?!
▼この床…
▼階段部分の外装、何ともいえない味が出ているではありませんか!
一定の時を経て、風雪に耐えてこないと出ない渋さではないでしょうか?
▼駅の線路をまたぐ通路からの跨線橋の橋の部分の様子です。
筋交いの色がハッキリしていて、また土台の部分の筋交いの様子も見事なものがあります。
▼片側ホームから見た駅舎側ホームの様子です。
屋根が二段式のようになっていて、駅舎の屋根とホーム屋根が少し段違いでありますが、なかなかいいコントラストが出ているように思います。
▼駅を出るとすぐにこんなのが見えてきてビックリです。
やはりかつては栄えた町の片鱗が覗いて見える、といったところでしょうか。
ここに「歓迎 芦別市」とポツリと書かれていました。
芦別市の観光名所のひとつ「北の京・芦別」にある五重塔の縮小版ともいえるもので、芦別駅前の象徴的な存在です。下の部分が待合室になっています。
▼芦別駅の駅舎です。
北海道らしく煙突がついています。
もっと大きく寂びれた感じの駅舎を想像していましたが、意外とカラフルで嬉しい誤算?!のような印象です。出入口上の屋根の妻の部分(時計があるところ)はピンクだったり随所にカラフルさ加減が出ているなという感じでした。

