板野町は徳島県の北東部に位置し、人口は14,230人(2010.7.1現在)で、徳島市と鳴門市に挟まれるような状態となっています。歌手のアンジェラ・アキさんはここで幼少期を過ごしたそうです。
-JR板野駅-
【町内】町内3駅(いずれもJR)中の中心駅
【路線】JR高徳線(高松-徳島間)
【開業】1923年2月15日(訪問は2010年7月)
【1日あたり平均乗車人員】 507人/日 (2002年)
【近隣の都市駅】(高松方面)三本松駅→5駅
(徳島方面)徳島駅→7駅
▼四国の主要路線は予讃線、土讃線などと旧国名を用いて線名にしているバターンが多いのですが、こちらは高松と徳島を結んで阿讃線などとはならず高徳線、その路線の駅として初登場です。
▼ホーム上には木造の屋根と柱が存在感たっぷりに設置されていました。
1番線が徳島・牟岐方面と南下し、2番線は高松・そして岡山方面へと続きます。1番線で徳島方面に乗って3駅目の池谷(いけのたに)駅で鳴門線へ分岐します。
▼天井部分の木造の骨組みの素晴らしさに圧倒されました。歴史を感じさせる木の擦れ具合も素晴らしさに磨きがかかっているように思えます。
▼その木造屋根の見事なホームともう1面、合計2面3線のホームは屋根なしの跨線橋でつながっていて、改札への通路もついています。
▼特急「うずしお」が停車する駅で、この電車でここまでやってきました。
うずしおは、岡山-徳島間を結ぶ特急で、徳島から乗換えなしで四国へ出れるのか、と今更ながらに驚きました。
▼1・2番線から跨線橋を上って右は3番線へ。左は改札へ向かいます。改札への階段はまっすぐではなく、踊り場つきで折れて改札へとつながっています。
▼改札を出るところです。
この時は駅は無人でした。みどりの窓口があったそうですが廃止されたとのことです。一応きっぷうりばとして窓口と券売機が1台設置されていました。
▼板野駅の駅舎です。
徳島県の町の中心駅らしい規模かな、と感じました。
雰囲気的に貞光駅に似てるというのが個人的な印象ですが。