京都府宮津市の北近畿タンゴ鉄道・天橋立(あまのはしだて)駅です。
宮津市では先に宮津駅をUPしましたが、その隣にあり、文字通り日本三景・天橋立の最寄駅で、交通の拠点は宮津駅、観光の拠点はここ天橋立駅といった役割分担がなされているように思います。
-北近畿タンゴ鉄道・天橋立駅 -
【市内】市内8駅(いずれもJR)中の1駅
【路線】北近畿タンゴ鉄道・宮津線(西舞鶴-豊岡間)
【開業】1925年7月31日(訪問は2004年7月)
【1日あたり平均乗車人員】 496人/日 (2008年)
【近隣の都市駅】(西舞鶴方面)宮津駅→隣駅
(豊岡方面)峰山駅→4駅
▼市の中心・宮津駅が隣ですが、反対方面は京丹後市の中心駅となっている峰山駅へ4駅で到着します。
これは駅前にあった「智恵の輪」です。天橋立の水道を通る船の安全を守る輪灯篭として古くより人々に親しまれたといいます。智恵の文殊さまの境内にあるところから、この輪をくぐると智恵を授かるご利益があるという言い伝えがあるそうです。奈良の大仏様の鼻の穴の大きさと同じ柱穴をくぐる、みたいなものでしょうか。
リフトで上った高いところから股のぞきをすると、逆さに見える松並木が空中に浮かんだように見えるという訳で、こぞってここで股のぞきをしていたのを思い出します。
▼駅舎は近畿の駅舎百選にも選ばれた素晴らしいものです。
上の写真の石造りのものよりはるかに大きな智恵の輪が高くそびえています。
▼駅舎は垂直交差する建屋構造で、こちら側には燈籠の大きな飾りが中に展示されていました。
▼駅の真ん前、もうホント目と鼻の先にある「天橋立温泉 智恵の湯」です。
無料の足湯が表にあり、奥に日帰り温泉があります。この駅に寄った時に入って来ました。宮津温泉があり、天橋立温泉がありとこの丹後地方は温泉が多くあり、寄り甲斐のある所だと思います。